藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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前回が道具の説明に終始してしまったため、タイトルのナンバリングを変更しました。
ってのはさておき。ようやく塗装に入ります。と言うか、入れます(笑)
* * * * * *
使うのがエアブラシだろーが筆だろーが何だろーが、”模型の塗装”で最も注意することは、「とにかく単調な塗りにしない」ことだと思います。何故か、と言うところを突っ込みだすとまた無意味に長くなりそうだし(笑)、私自身もまだ上手く言葉で説明できない部分が多いので、今の段階では割愛しますが、たとえ1色の塗装でも、ある程度の強弱や明暗などの調子をつけると、それだけで見栄えも違ってくると言うものです。
と言うことで、最近、私は専ら”プレシェーディング”なる技法を使って塗装をしています。本塗装の前に、予め凹部や入隅(いりすみ。2つの平面が出会った所の内側の隅)、などの奥まった所あんどの、影になる/なりやすい部分に黒や暗色を塗装して、その上に塗装色を重ねることにより、明暗の調子をつける技法です。
で、早速、プレシェードとして、黒を吹いていきます。
使用したのは、GSIクレオスの水性ホビーカラー(以下、クレオス)の「つや消しブラック」。こんな具合に吹いていきます。とりあえず、木甲板部分は避けて吹いています。
プレシェードが乾いたら、次は船腹の赤を吹きます。使ったのはタミヤアクリル(以下、タミヤ)の”ハルレッド”。
赤い部分の上限(赤と本体のグレイとの境目)は、本来は後部のスクリューガードよりも下になるのですが、境目付近で変に色が透けることの無い様、船体側面のほぼ全面にしっかりと吹きつけておきます(後で書きますが、今回はちょっと失敗でしたが)。
注意点としては、ハルレッドに限らず、吹くときは均一に塗ろうとしないこと。プレシェードを消さないのもそうですが、吹き重ね具合を所々で調節して、塗面に色の濃淡が出るようにすること。ただし、そうは言っても、下地のプライマー色が透けてしまわないように注意。ハンドピースの動かし方(動かすスピードやトリガーの引き具合など)一つで、ミストの吹き付け具合にかなりの差が出てきます。こればかりは実際に体験しないことにはなかなか分からないものですが。
ハルレッドが乾いたら、次は本体のグレイです。まあ、当然ですが、グレイの吹きつけは、先に塗ったハルレッド部分に塗料が付かないようにしなければなりません。
そこで、マスキングをするのですが、マスキングテープ(私はタミヤのものを使用)は、テープの縁は避けて使うようにして下さい。タミヤのものはケースに入っているのですが、普通、マスキングテープと言うのは、テープの縁が外部に露出しています。それをそのまま使うと、縁についた埃などのゴミを塗面に巻き込むことになるのと、塗り分け部分がシャープに仕上がらなくなる危険性があります。上の写真のように、カッティングマットに貼り付けて(カッティングマットは綺麗にしておくこと)、縁を切り取ってから使うようにします。
テープを貼り付けた状態。グレイを乗せたくない部分は、しっかりとマスキングしておくこと。また、塗り分け部分がまっすぐになるように注意しましょう。ここはテープを長く切り出して、一発で覆えるようにした方が良いです。テープの継ぎ足しだと、塗り分けがガタガタになったりする危険があります。また、艦首と艦尾はテープの隙間が開きやすいところなので、隙間から塗料が吹き込まないようにしっかりと覆っておきます。
グレイを吹きました。使ったのは、タミヤの”呉海軍工廠グレイ”。船体側面と、カタパルトや収納クレーンなどの甲板の木部以外にも吹いておくのを忘れずに。甲板部にはマスキングをしていないので、余計な部分まで塗らないように気をつけましょう。
ここで失敗。先のハルレッドを、結果として余計なところまで吹いてしまったため、その分グレイを”しっかり”吹いてしまったため、プレシェードが殆ど出ていません。まあ、これについては仕上げの段階で対処します。
また長くなりそうなので、とりあえず、今回はここで区切ります。次回は木甲板の塗装をしようと思います。
ってのはさておき。ようやく塗装に入ります。と言うか、入れます(笑)
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使うのがエアブラシだろーが筆だろーが何だろーが、”模型の塗装”で最も注意することは、「とにかく単調な塗りにしない」ことだと思います。何故か、と言うところを突っ込みだすとまた無意味に長くなりそうだし(笑)、私自身もまだ上手く言葉で説明できない部分が多いので、今の段階では割愛しますが、たとえ1色の塗装でも、ある程度の強弱や明暗などの調子をつけると、それだけで見栄えも違ってくると言うものです。
と言うことで、最近、私は専ら”プレシェーディング”なる技法を使って塗装をしています。本塗装の前に、予め凹部や入隅(いりすみ。2つの平面が出会った所の内側の隅)、などの奥まった所あんどの、影になる/なりやすい部分に黒や暗色を塗装して、その上に塗装色を重ねることにより、明暗の調子をつける技法です。
で、早速、プレシェードとして、黒を吹いていきます。
使用したのは、GSIクレオスの水性ホビーカラー(以下、クレオス)の「つや消しブラック」。こんな具合に吹いていきます。とりあえず、木甲板部分は避けて吹いています。
プレシェードが乾いたら、次は船腹の赤を吹きます。使ったのはタミヤアクリル(以下、タミヤ)の”ハルレッド”。
赤い部分の上限(赤と本体のグレイとの境目)は、本来は後部のスクリューガードよりも下になるのですが、境目付近で変に色が透けることの無い様、船体側面のほぼ全面にしっかりと吹きつけておきます(後で書きますが、今回はちょっと失敗でしたが)。
注意点としては、ハルレッドに限らず、吹くときは均一に塗ろうとしないこと。プレシェードを消さないのもそうですが、吹き重ね具合を所々で調節して、塗面に色の濃淡が出るようにすること。ただし、そうは言っても、下地のプライマー色が透けてしまわないように注意。ハンドピースの動かし方(動かすスピードやトリガーの引き具合など)一つで、ミストの吹き付け具合にかなりの差が出てきます。こればかりは実際に体験しないことにはなかなか分からないものですが。
ハルレッドが乾いたら、次は本体のグレイです。まあ、当然ですが、グレイの吹きつけは、先に塗ったハルレッド部分に塗料が付かないようにしなければなりません。
そこで、マスキングをするのですが、マスキングテープ(私はタミヤのものを使用)は、テープの縁は避けて使うようにして下さい。タミヤのものはケースに入っているのですが、普通、マスキングテープと言うのは、テープの縁が外部に露出しています。それをそのまま使うと、縁についた埃などのゴミを塗面に巻き込むことになるのと、塗り分け部分がシャープに仕上がらなくなる危険性があります。上の写真のように、カッティングマットに貼り付けて(カッティングマットは綺麗にしておくこと)、縁を切り取ってから使うようにします。
テープを貼り付けた状態。グレイを乗せたくない部分は、しっかりとマスキングしておくこと。また、塗り分け部分がまっすぐになるように注意しましょう。ここはテープを長く切り出して、一発で覆えるようにした方が良いです。テープの継ぎ足しだと、塗り分けがガタガタになったりする危険があります。また、艦首と艦尾はテープの隙間が開きやすいところなので、隙間から塗料が吹き込まないようにしっかりと覆っておきます。
グレイを吹きました。使ったのは、タミヤの”呉海軍工廠グレイ”。船体側面と、カタパルトや収納クレーンなどの甲板の木部以外にも吹いておくのを忘れずに。甲板部にはマスキングをしていないので、余計な部分まで塗らないように気をつけましょう。
ここで失敗。先のハルレッドを、結果として余計なところまで吹いてしまったため、その分グレイを”しっかり”吹いてしまったため、プレシェードが殆ど出ていません。まあ、これについては仕上げの段階で対処します。
また長くなりそうなので、とりあえず、今回はここで区切ります。次回は木甲板の塗装をしようと思います。
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管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
HP:
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
* * * * * *
◎メールを送る←クリックすると藤埼宛メールを送れます。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
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