藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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いよいよ最終組み立てです。
まずは紫電改を一気に完成させてしまいましょう。
基本的に、接着は今まで書いてきたことの繰り返しです。
機体と主翼の接着は、機体側の接着部分に、タミヤの白蓋接着剤を所々に少量つけてから翼と機体をあわせて、軽く指で力を掛けたところに、緑蓋接着剤を流し込みます(くれぐれも流し込む量に注意!!)。機体後部に隙間が出来やすいので、この部分はとくにしっかりと接着しておきます。
尾翼は、きちんとはまるように調節してから接着します。これも、尾翼の取り付け部分に白蓋を少量つけて機体に差込んでから、緑蓋で接着します。
主脚は、とにかくはめ込みがきつすぎるので、よく削り込んでから接着してください。ここに関しては、白蓋でがっちりつけることをお勧めします。
主脚カバー(パーツ15、16)は、主脚をつけてから取り付けましょう。これもはめ込みがきついので、主脚を取り付ける前にあらかじめ合わせを調節しておきます。
機体上部、コクピット直後に付く無線アンテナ支柱(パーツ11)も、接着部の塗料を丁寧に削り取ってから、これも白蓋だけで接着してしまいましょう。
ちなみに、主脚が完全に接着されるまでの間は、主脚が直接接地しないよう、接着剤の蓋か何かの上に置いておくことをお勧めします。こんな具合↓↓↓。
機首に重いもの(モータ)を内臓しているので、落ちたりコケたりしないように注意してください。
キャノピーの接着ですが、これについては、プラモデル用接着剤ではなく、これを使うことをお勧めします↓↓↓。
トンボの”ピットマルチ”と言う糊です。アクリル樹脂が主原料の水溶性の糊で、木工用ボンドに似た感じの糊ですが(※乾くと透明になります)、この糊、乾く前に貼ると強力に接着できて、乾いてから貼ると貼り剥がしが容易になる、と言うユニークな性質を持っています。この糊、私の師匠(オリオンモデルズ店長の中田裕之氏)が愛用しているものでして、師匠はこれを使って戦車のハッチを開閉式にしたりしてます。師匠の本『ものぐさプラモデル製作指南 飛行機模型の作り方』でも、この糊を使ってキャノピーを接着しています。ボンドよりも接着力が強いし、接着剤がはみ出してキャノピーやコクピットを汚したり、と言うリスクもありません。もちろん、ピットマルチとてつけすぎは禁物ですが。
で、キャノピーの接着ですが、爪楊枝を使って、ピットマルチを、キャノピーの接着ピンと、機体との接合部の所々に着けて、機体に取り付けます。多少のはみ出しは、糊が透明になるので放置しても大丈夫です。はみ出しが多い場合は、軽く湿らせた綿棒で乾く前に丁寧にふき取ればOKでしょう。
これで紫電改は完成です。接着剤が乾く間を利用して、アクセサリーを仕上げてしまいましょう。
フィギュアは、ゲートが殆ど存在しない、と言う状態で、切り出しが難しいです。強引にニッパーを入れて切り取ろうとすると、余計なところに傷をつけてしまうことは必至でしょう。なので、こういうように、ニッパーが入れづらい場合は、まずは以下の写真のように切り取ります。
こんな具合に、ランナーの方を切り取ってしまいます。これならニッパーの刃も入れやすいというものです。で、不要部分を切り取ると。
物理的にアンダーゲートに出来ないため、このように、下地が露わになってしまいます。これは流石にみっともないので、模型用塗料にてタッチアップを行います。この場合はフラットホワイトで、塗料をよく攪拌して、細い筆を使って、下地が現れている部分を、点描するような感じで塗っていきます。
タッチアップ完了。切り出し後が分からなくなりました。このキットでは、白服とパイロットにタッチアップが必要になります。パイロットの方は、タミヤアクリルの”NATOブラウン”を使用しました。このような小さい面積なら、色がぴったり一致してなくても、大体で似通っていれば大丈夫です。ちなみに、緑色の服は、地の色と服の色が似通っているので、切り出しっぱなしでも見苦しくありません。
あと、フィギュアは、この用に足裏を平らに削っておくと宜しいです。スタンドのパーツ(パーツD-9)を付けるさい、きれいに取り付けられます。
ドラム缶も、基本は一緒です。このように、切り出し後が一致するようになっているので、このようにパーツを合わせて接着し、ゲート跡をタッチアップします。タッチアップは、タミヤアクリルの”ニュートラルグレイ”でタッチアップしました。
これがタッチアップ後。跡が荒れてるように見えますが、これは塗った直後で塗料が乾いていないときに撮ったためにそう見えるだけです。乾いてフラットになれば、そこそこ見られるようになります。
アクセサリーの組み立ても完了しました。あとは最後の最後、ベースへの取り付けとモータの配線を残すのみですが、いったんここで〆ます。
まずは紫電改を一気に完成させてしまいましょう。
基本的に、接着は今まで書いてきたことの繰り返しです。
機体と主翼の接着は、機体側の接着部分に、タミヤの白蓋接着剤を所々に少量つけてから翼と機体をあわせて、軽く指で力を掛けたところに、緑蓋接着剤を流し込みます(くれぐれも流し込む量に注意!!)。機体後部に隙間が出来やすいので、この部分はとくにしっかりと接着しておきます。
尾翼は、きちんとはまるように調節してから接着します。これも、尾翼の取り付け部分に白蓋を少量つけて機体に差込んでから、緑蓋で接着します。
主脚は、とにかくはめ込みがきつすぎるので、よく削り込んでから接着してください。ここに関しては、白蓋でがっちりつけることをお勧めします。
主脚カバー(パーツ15、16)は、主脚をつけてから取り付けましょう。これもはめ込みがきついので、主脚を取り付ける前にあらかじめ合わせを調節しておきます。
機体上部、コクピット直後に付く無線アンテナ支柱(パーツ11)も、接着部の塗料を丁寧に削り取ってから、これも白蓋だけで接着してしまいましょう。
ちなみに、主脚が完全に接着されるまでの間は、主脚が直接接地しないよう、接着剤の蓋か何かの上に置いておくことをお勧めします。こんな具合↓↓↓。
機首に重いもの(モータ)を内臓しているので、落ちたりコケたりしないように注意してください。
キャノピーの接着ですが、これについては、プラモデル用接着剤ではなく、これを使うことをお勧めします↓↓↓。
トンボの”ピットマルチ”と言う糊です。アクリル樹脂が主原料の水溶性の糊で、木工用ボンドに似た感じの糊ですが(※乾くと透明になります)、この糊、乾く前に貼ると強力に接着できて、乾いてから貼ると貼り剥がしが容易になる、と言うユニークな性質を持っています。この糊、私の師匠(オリオンモデルズ店長の中田裕之氏)が愛用しているものでして、師匠はこれを使って戦車のハッチを開閉式にしたりしてます。師匠の本『ものぐさプラモデル製作指南 飛行機模型の作り方』でも、この糊を使ってキャノピーを接着しています。ボンドよりも接着力が強いし、接着剤がはみ出してキャノピーやコクピットを汚したり、と言うリスクもありません。もちろん、ピットマルチとてつけすぎは禁物ですが。
で、キャノピーの接着ですが、爪楊枝を使って、ピットマルチを、キャノピーの接着ピンと、機体との接合部の所々に着けて、機体に取り付けます。多少のはみ出しは、糊が透明になるので放置しても大丈夫です。はみ出しが多い場合は、軽く湿らせた綿棒で乾く前に丁寧にふき取ればOKでしょう。
これで紫電改は完成です。接着剤が乾く間を利用して、アクセサリーを仕上げてしまいましょう。
フィギュアは、ゲートが殆ど存在しない、と言う状態で、切り出しが難しいです。強引にニッパーを入れて切り取ろうとすると、余計なところに傷をつけてしまうことは必至でしょう。なので、こういうように、ニッパーが入れづらい場合は、まずは以下の写真のように切り取ります。
こんな具合に、ランナーの方を切り取ってしまいます。これならニッパーの刃も入れやすいというものです。で、不要部分を切り取ると。
物理的にアンダーゲートに出来ないため、このように、下地が露わになってしまいます。これは流石にみっともないので、模型用塗料にてタッチアップを行います。この場合はフラットホワイトで、塗料をよく攪拌して、細い筆を使って、下地が現れている部分を、点描するような感じで塗っていきます。
タッチアップ完了。切り出し後が分からなくなりました。このキットでは、白服とパイロットにタッチアップが必要になります。パイロットの方は、タミヤアクリルの”NATOブラウン”を使用しました。このような小さい面積なら、色がぴったり一致してなくても、大体で似通っていれば大丈夫です。ちなみに、緑色の服は、地の色と服の色が似通っているので、切り出しっぱなしでも見苦しくありません。
あと、フィギュアは、この用に足裏を平らに削っておくと宜しいです。スタンドのパーツ(パーツD-9)を付けるさい、きれいに取り付けられます。
ドラム缶も、基本は一緒です。このように、切り出し後が一致するようになっているので、このようにパーツを合わせて接着し、ゲート跡をタッチアップします。タッチアップは、タミヤアクリルの”ニュートラルグレイ”でタッチアップしました。
これがタッチアップ後。跡が荒れてるように見えますが、これは塗った直後で塗料が乾いていないときに撮ったためにそう見えるだけです。乾いてフラットになれば、そこそこ見られるようになります。
アクセサリーの組み立ても完了しました。あとは最後の最後、ベースへの取り付けとモータの配線を残すのみですが、いったんここで〆ます。
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管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
HP:
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
* * * * * *
◎メールを送る←クリックすると藤埼宛メールを送れます。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
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