藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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ええい、また近況報告かよ。
* * * * * *
えー、このところ(また)更新が滞ってますが、新しい仕事になって、時間が取られがちな上に、体力の消耗もちょっと酷かったり、と言う事情なワケでして。とある機器のソフトウェアのバージョンアップの仕事で客先をあちこち回っているのですが、何せ、この一週間の総歩数が冗談抜きで10万歩を超えているという、今までの仕事とは全くベクトルの異なる”ハードさ”なワケでして(これでも私は技術職なんですけど(笑))。ということで、もうちょっと”何も出来ない状況”が続く…かもしれません。イヤ、私だって完成間近の∀とかカ号とか進捗の遅い金剛とか早いとこどーにかしてやりたいんでけどね。
…とか言いながらも、本命を差し置いて余計なことをやってたりもするんですけど(爆)。
たとえば、これ↓↓↓の試し吹きとか。


写真左から、タクミのAMCスーパーミラーⅡ(ちょっと前にモデルアートでも紹介されていました)と、ファレホのメタリックカラー。どちらもアルコール(エタノール。薬局で普通に売られてる消毒用アルコールと同じです)系の塗料で、水性アクリル使いにも気兼ねなく使える上に、金属の輝きは言うことなし(アルクラッドなどの金属色に迫る)と言うものです。
というわけで、試し吹きをしてみたわけですが↓↓↓。


スーパーミラーⅡをプラ板のハギレに試し吹き。写真にもコメント入れてますが、下地による変化も見たかったので、下地はヤスリで適当に処理してあります。試し吹きでは、ヤスリがけ以外の下地処理とクリアーの上がけはやっていません。
ご覧のように、プラとは思えない仕上がりです。写真を撮った後に薄く水性アクリルのクリアーをかけてみましたが、それで輝きが落ちることもありません。本物の金属に迫る質感です。また、吹く時も、ビン生の濃度で吹けてしまいますし(金属粒子が沈殿しないように、こまめに”うがい”するのは必須ですが)、手入れも簡単に行えます。器具の洗浄は、専用のAMC薄め液の使用が推奨されていますが、上記の消毒用エタノールでも問題なく行えます。
欠点としては、銀以外の色は、AMCクリアーⅡ+AMCカラーで、上からのクリアーがけ(いわゆるキャンディ塗装)で表現しなければならないということと、そのAMCクリアーⅡが使いづらい(吹きづらい)ということ。メタリックでは割と使う度合いの大きい金ですら、いちいちキャンディ塗装で塗装してやらなければならないのは、個人的にはちょっと大きな欠点のように思えます。また、そのAMCクリアーⅡですが、まだ慣れていないという事もあるのでしょうが、私のコンプレッサーではエア圧の関係で、ビン生の濃度では吹けないし(一応、メーカとしてはそのまま吹けるということを言っている)、希釈の度合いも非常に難しいです。まあ、コートするだけなら、普通のクリアーで事足りてしまいますが、このAMCクリアーは”研ぎ出し”が出来るそうなので、これも何とか使えるようになりたいんですよね…。ま、これについては、ちまちまとやって行きましょう。
で、ファレホメタリックの試し吹き↓↓↓。

これも、下地処理は何もしないで、クリアーがけも行ってません。AMCクリアーと比べてしまうと、粒子の粗さがどうしても目立ってしまいますが、そうは言っても、他系当のメタリック以上の輝きです。輸入元のボークスは、「希釈や洗浄はラッカーシンナーを使うこと」と言ってますが、これも消毒用アルコールが問題なく使えます。ただ、希釈だけは、ちょっと値が張りますが、無水エタノール(これも薬局で売ってます)を使ったほうが良いでしょう。金属粒子の沈殿が激しいので、使う前の攪拌はしっかりやっておくことと、吹き付け途中の”うがい”もこまめに行うことを忘れずに。
また、ファレホメタリック最大の特色は、金系統の色のバリエーションが多いこと。全8色のうち、6色が金バリエーションです。中には”ホワイトゴールド”と言う、使いどころがかなり限定されそうな不思議な色もあったりします(笑)。あと、模型用カラーの金で、赤金と青金をちゃんと分けている(と言うか、それ相当の金色がある)稀有なカラーであることも特色です。これも使いこなせると、強力な武器になることと思います。
水性メタリック使いとして、メタリックカラーの発色の悪さ(まあ、全部が全部悪いわけでもないんだけど)は何とかしたい所でしたが、AMCスーパーミラーⅡとファレホ・メタリックでその弱点が充分に克服できることと思います。というわけで、近況報告も兼ねた人柱レポートでした(笑)。
* * * * * *
えー、このところ(また)更新が滞ってますが、新しい仕事になって、時間が取られがちな上に、体力の消耗もちょっと酷かったり、と言う事情なワケでして。とある機器のソフトウェアのバージョンアップの仕事で客先をあちこち回っているのですが、何せ、この一週間の総歩数が冗談抜きで10万歩を超えているという、今までの仕事とは全くベクトルの異なる”ハードさ”なワケでして(これでも私は技術職なんですけど(笑))。ということで、もうちょっと”何も出来ない状況”が続く…かもしれません。イヤ、私だって完成間近の∀とかカ号とか進捗の遅い金剛とか早いとこどーにかしてやりたいんでけどね。
…とか言いながらも、本命を差し置いて余計なことをやってたりもするんですけど(爆)。
たとえば、これ↓↓↓の試し吹きとか。
写真左から、タクミのAMCスーパーミラーⅡ(ちょっと前にモデルアートでも紹介されていました)と、ファレホのメタリックカラー。どちらもアルコール(エタノール。薬局で普通に売られてる消毒用アルコールと同じです)系の塗料で、水性アクリル使いにも気兼ねなく使える上に、金属の輝きは言うことなし(アルクラッドなどの金属色に迫る)と言うものです。
というわけで、試し吹きをしてみたわけですが↓↓↓。
スーパーミラーⅡをプラ板のハギレに試し吹き。写真にもコメント入れてますが、下地による変化も見たかったので、下地はヤスリで適当に処理してあります。試し吹きでは、ヤスリがけ以外の下地処理とクリアーの上がけはやっていません。
ご覧のように、プラとは思えない仕上がりです。写真を撮った後に薄く水性アクリルのクリアーをかけてみましたが、それで輝きが落ちることもありません。本物の金属に迫る質感です。また、吹く時も、ビン生の濃度で吹けてしまいますし(金属粒子が沈殿しないように、こまめに”うがい”するのは必須ですが)、手入れも簡単に行えます。器具の洗浄は、専用のAMC薄め液の使用が推奨されていますが、上記の消毒用エタノールでも問題なく行えます。
欠点としては、銀以外の色は、AMCクリアーⅡ+AMCカラーで、上からのクリアーがけ(いわゆるキャンディ塗装)で表現しなければならないということと、そのAMCクリアーⅡが使いづらい(吹きづらい)ということ。メタリックでは割と使う度合いの大きい金ですら、いちいちキャンディ塗装で塗装してやらなければならないのは、個人的にはちょっと大きな欠点のように思えます。また、そのAMCクリアーⅡですが、まだ慣れていないという事もあるのでしょうが、私のコンプレッサーではエア圧の関係で、ビン生の濃度では吹けないし(一応、メーカとしてはそのまま吹けるということを言っている)、希釈の度合いも非常に難しいです。まあ、コートするだけなら、普通のクリアーで事足りてしまいますが、このAMCクリアーは”研ぎ出し”が出来るそうなので、これも何とか使えるようになりたいんですよね…。ま、これについては、ちまちまとやって行きましょう。
で、ファレホメタリックの試し吹き↓↓↓。
これも、下地処理は何もしないで、クリアーがけも行ってません。AMCクリアーと比べてしまうと、粒子の粗さがどうしても目立ってしまいますが、そうは言っても、他系当のメタリック以上の輝きです。輸入元のボークスは、「希釈や洗浄はラッカーシンナーを使うこと」と言ってますが、これも消毒用アルコールが問題なく使えます。ただ、希釈だけは、ちょっと値が張りますが、無水エタノール(これも薬局で売ってます)を使ったほうが良いでしょう。金属粒子の沈殿が激しいので、使う前の攪拌はしっかりやっておくことと、吹き付け途中の”うがい”もこまめに行うことを忘れずに。
また、ファレホメタリック最大の特色は、金系統の色のバリエーションが多いこと。全8色のうち、6色が金バリエーションです。中には”ホワイトゴールド”と言う、使いどころがかなり限定されそうな不思議な色もあったりします(笑)。あと、模型用カラーの金で、赤金と青金をちゃんと分けている(と言うか、それ相当の金色がある)稀有なカラーであることも特色です。これも使いこなせると、強力な武器になることと思います。
水性メタリック使いとして、メタリックカラーの発色の悪さ(まあ、全部が全部悪いわけでもないんだけど)は何とかしたい所でしたが、AMCスーパーミラーⅡとファレホ・メタリックでその弱点が充分に克服できることと思います。というわけで、近況報告も兼ねた人柱レポートでした(笑)。
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来週4/3ですが、マイミクさん(カワチタケシさん)主催でOFF会を行います。詳細は↓↓↓を参照。
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東大島文化センター第3研修室にて開催される、模型オフ会連絡用 。
皆で模型持ち寄って展示&歓談するだけ。
不要キット交換会開催予定。
※場所は東大島文化センターの第3研修室。以下URLを参照。
http://twipla.jp/events/3370
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参加申し込みは、基本的にtwitterのアカウントが必要ですが(twiplaのシステムがtwitterのシステムを使用しているため)、もしこのブログを見て、充分行ける範囲に住んでいて、かつ、当日のスケジュールの都合が付いて、参加してもいいかな~、と言う人は、是非参加していただきたいです。twitterのアカウントを持っていないけど参加したいと言う人は、私宛にメールを送ってもらっても結構です。参加の旨を伝えておきます。
下手上手、完成未完成、ジャンル問わずに同好の志どうしでワイワイ気楽に楽しむのが目的です。ということで、宜しかったら、是非。
去る3/11の東北地方太平洋沖地震では、ウチの地元は殆ど…と言うか、皆無と言っていいくらいに被害が無かった(被害らしい被害といえば、部屋の積みプラが若干崩れたくらい)のですが、震災後のマスコミ報道に中てられたか、軽く憂鬱な気分になったのと(恐らく、人間の死の場面に何度か立ち会った経験から来るものなのでしょうが)、直接的な被害よりもその後の計画停電のほうでえらい苦労をした(しかし電車運休で会社を休んだ、なんてのはあまり出来ない経験ではあるけど)など、模型製作のほうは何とか手をつけられても、ブログの更新までは中々気が回らなかったのですが、まだまだ予断を許さないとは言え、いつもの日常に戻ってきたので、簡単ではありますが、近況報告とさせていただきます。
最後に、被災された皆様と御家族、御友人の方々には、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。
最後に、被災された皆様と御家族、御友人の方々には、心よりお見舞いとお悔やみを申し上げます。
…なんだかマチルダ完成させて力尽きてしまったよーになってましたが(笑)、「だって同じ緑色だし」で唐突に作り始めたT-34も完成させました↓↓↓。



ざっと解説しますと、デカールを貼った後、まず足回りに暗めの褐色を吹きつけ、油彩の”ローアンバー”を主体とした色を塗って、明るい褐色系をドライブラシ。車体は、油彩の”ブルーブラック”で墨入れして、その後、全体に明るい茶褐色をドライブラシ。その後にファレホの”サテンバーニッシュ”を吹きつけ、細部塗装(ライト、機銃、キャタピラの仕上げ)をして完成…と言う具合です。
デカール貼りを一部失敗して、なおかつ塗装途中で手を滑らせてしまい、一部にダメージが生じてしまいましたが(特に書きたくもないので(笑)黙ってますが、写真で分かるでしょーか??)、それを除けば、まあ満足いく仕上がりになったと思います。おおよその製作時間は、多分20時間を余裕で切ってると思います。また、同じ緑系ということで、マチルダの塗装と同じにならないよう注意しましたが、それも概ね達成できましたし、新たなる課題(デカール貼りが苦手)も見出せて、収穫はそれなりにあったと思います。
とりあえず、課題としていた”単色塗装”はこれで一旦クローズ。次に作る戦車は、また3色迷彩に戻ろうと考えています。乞うご期待。
ざっと解説しますと、デカールを貼った後、まず足回りに暗めの褐色を吹きつけ、油彩の”ローアンバー”を主体とした色を塗って、明るい褐色系をドライブラシ。車体は、油彩の”ブルーブラック”で墨入れして、その後、全体に明るい茶褐色をドライブラシ。その後にファレホの”サテンバーニッシュ”を吹きつけ、細部塗装(ライト、機銃、キャタピラの仕上げ)をして完成…と言う具合です。
デカール貼りを一部失敗して、なおかつ塗装途中で手を滑らせてしまい、一部にダメージが生じてしまいましたが(特に書きたくもないので(笑)黙ってますが、写真で分かるでしょーか??)、それを除けば、まあ満足いく仕上がりになったと思います。おおよその製作時間は、多分20時間を余裕で切ってると思います。また、同じ緑系ということで、マチルダの塗装と同じにならないよう注意しましたが、それも概ね達成できましたし、新たなる課題(デカール貼りが苦手)も見出せて、収穫はそれなりにあったと思います。
とりあえず、課題としていた”単色塗装”はこれで一旦クローズ。次に作る戦車は、また3色迷彩に戻ろうと考えています。乞うご期待。
…とまあ、細部の仕上げに入ったわけでして、もうここまで来ると後は一気呵成に行っちゃいましょう!!
一通り、細部に色を乗せたら、デカールを貼ってしまいます。で、ここで失敗そのいち。車体側面の赤線ですが、ここは上の線がリベットの真上に乗っかるように貼るのが正しいのですが、リベットをうっかり打ち直してしまったばっかりに、って言うか、貼ってるときにそのことに気づい(てしまっ)たので、グジャグジャな貼り方になってしまいました。


…じつは、最初は「やっぱ塗装したほうがいいかもしれないなあ」なんて考えてたんですがね、ここまで来てメンドクササが先に立ってしまったのと、苦手なデカール貼りの練習も兼ねて、ってなワケで貼ったんですが…。開口部にかかってしまったところは、デカールが乾いてから、デザインナイフで除去します。位置のずれによる赤帯の途切れは、クレオスの”シャインレッド”でタッチアップしています。
因みに、デカールはあと1箇所失敗してまして、車体全面に部隊章??マークが付くんですが、貼る時に手が誤って動いてしまい、折角のマークがグシャグシャに…

上の写真の数字の向かって右となりに、本来なら黒字のマークが付きます。予備もないし、もうどうしようも無いのでスルーします(涙)。
…で、まあ、デカールを貼り終えたら、墨入れして足回りウェザリングして…とやっていくんですが、ここで失敗そのに。事前のクリアコートを忘れて墨入れからウェザリングからやってしまいました(涙)。つや消しのざらざらの塗面に墨入れしたものだから、滲んだエナメル塗料(因みに、フラットブラック+レッドブラウンの混色)がなかなかふき取れなくて、しまいにゃふき取りの綿棒に緑の汚れが付着している(=塗面にダメージ)と言う…。
足回りは、なんとなくですが”乾いた地面を走り回った”イメージが頭に浮かんだので、タミヤの”バフ”+”リノリウム甲板色”の混色を軽く吹いています。フェンダー前端や車体全面上部にも少々吹き付けて、舞い上がった土埃を表現しています。後部のマフラーは、土埃色を多めに吹き付けて、その上からファレホの”セピアシェード”を上塗りしています。
…で、まあ、そのアクシデントと言うかドジと言うかを乗り越えて、足回りをウェザリングして、車体上部にドライブラシを施すわけなんですが、ここで失敗そのさん。
幸いと言うかなんと言うか、被害面積は車体左側前部のみでしたが、とにかくべっっっっったり付着した油彩を落とすのがどれだけ大変なことったら。何とかグリーンの色味に変化が出ずにリカバリー出来ましたが、追い討ちをかけるように生じた最後の失敗に、心が折れてしまいました…。
で、ドライブラシですが、角っこを中心に、まずは明るく調合した緑系の油彩で軽くドライブラシをした後、ニュートラルグレイ(これも油彩)で輪郭を強調するような感じでドライブラシを強めに施します。この後、ファレホの”サテンバーニッシュ”で全体をコートします。
で、最後に、主砲側面の機銃をファレホの”ガンメタルグレイ”、ヘッドライトのレンズ部を同”シルバー”を塗って、、キャタピラにクレオスのメタルカラーの”ステンレス”をドライブラシして、砲塔とヘッジホッグを取り付けて、
一通り、細部に色を乗せたら、デカールを貼ってしまいます。で、ここで失敗そのいち。車体側面の赤線ですが、ここは上の線がリベットの真上に乗っかるように貼るのが正しいのですが、リベットをうっかり打ち直してしまったばっかりに、って言うか、貼ってるときにそのことに気づい(てしまっ)たので、グジャグジャな貼り方になってしまいました。
…じつは、最初は「やっぱ塗装したほうがいいかもしれないなあ」なんて考えてたんですがね、ここまで来てメンドクササが先に立ってしまったのと、苦手なデカール貼りの練習も兼ねて、ってなワケで貼ったんですが…。開口部にかかってしまったところは、デカールが乾いてから、デザインナイフで除去します。位置のずれによる赤帯の途切れは、クレオスの”シャインレッド”でタッチアップしています。
因みに、デカールはあと1箇所失敗してまして、車体全面に部隊章??マークが付くんですが、貼る時に手が誤って動いてしまい、折角のマークがグシャグシャに…
上の写真の数字の向かって右となりに、本来なら黒字のマークが付きます。予備もないし、もうどうしようも無いのでスルーします(涙)。
…で、まあ、デカールを貼り終えたら、墨入れして足回りウェザリングして…とやっていくんですが、ここで失敗そのに。事前のクリアコートを忘れて墨入れからウェザリングからやってしまいました(涙)。つや消しのざらざらの塗面に墨入れしたものだから、滲んだエナメル塗料(因みに、フラットブラック+レッドブラウンの混色)がなかなかふき取れなくて、しまいにゃふき取りの綿棒に緑の汚れが付着している(=塗面にダメージ)と言う…。
足回りは、なんとなくですが”乾いた地面を走り回った”イメージが頭に浮かんだので、タミヤの”バフ”+”リノリウム甲板色”の混色を軽く吹いています。フェンダー前端や車体全面上部にも少々吹き付けて、舞い上がった土埃を表現しています。後部のマフラーは、土埃色を多めに吹き付けて、その上からファレホの”セピアシェード”を上塗りしています。
…で、まあ、そのアクシデントと言うかドジと言うかを乗り越えて、足回りをウェザリングして、車体上部にドライブラシを施すわけなんですが、ここで失敗そのさん。
紙パレットの上に出した油彩の上に、模型を落っことしてしまいました(号泣)。
幸いと言うかなんと言うか、被害面積は車体左側前部のみでしたが、とにかくべっっっっったり付着した油彩を落とすのがどれだけ大変なことったら。何とかグリーンの色味に変化が出ずにリカバリー出来ましたが、追い討ちをかけるように生じた最後の失敗に、心が折れてしまいました…。
で、ドライブラシですが、角っこを中心に、まずは明るく調合した緑系の油彩で軽くドライブラシをした後、ニュートラルグレイ(これも油彩)で輪郭を強調するような感じでドライブラシを強めに施します。この後、ファレホの”サテンバーニッシュ”で全体をコートします。
で、最後に、主砲側面の機銃をファレホの”ガンメタルグレイ”、ヘッドライトのレンズ部を同”シルバー”を塗って、、キャタピラにクレオスのメタルカラーの”ステンレス”をドライブラシして、砲塔とヘッジホッグを取り付けて、
マチルダ・ヘッジホッグ、なんとか完成です!!
マチルダ・ヘッジホッグと同時に、T-34/76も塗装を進めています。
”同じ緑色で塗れるから”と言う理由で手を付けましたが、”同じ緑”とは言っても、マチルダと同じ緑を塗る気は毛頭ありません。とは言っても、戦車は戦車、緑の色味はどうしても”暗くて地味”と言う色調に落ちてしまいます。では、マチルダに使った緑と、どう差別をつけていくか??
今人的に、以前から、”ソ連の戦車のグリーンはくすんだ感じ”と言うイメージがあったのですが、それを追求していくことにします。
基本色は、組説にあるとおり、水性ホビーカラーの”カーキグリーン”です。この色は、暗い緑と言っても、同系統の色よりも、若干の明るさがあります。明るいとは言っても、1/72スケールにそのまま使える明るさではありませんし、下塗りに”ブラックグリーン”と言うくらい色を使っているので、”カーキグリーン”に”ライトブラウン(タン)”を混ぜて明るくしたグリーンを吹き付けていきました。それがこの状態↓↓↓。

構造物、面の縁を吹き残すような感じで、面の中心から吹き付けていきます。ライトブラウンを使ったのは、安直に黄色系や明るい緑系を混色したのでは、マチルダと全く同じ系統の色になってしまう危険性があるためなのと、下塗りの色で、ある程度のくすみを含ませられるので(っていうか、今見ると下塗りの色があまりに暗すぎた(笑))、いくらか埃っぽい色味を持たせる意図のため。
塗り終わったT-34をマチルダと並べてみましょう↓↓↓。

んーーー、手前のマチルダに光が当たりすぎてるなあ。でも、マチルダの緑と、わずかでも違いが生じているのがお分かりでしょうか??でもまあ、個人的に、狙い通りの色調を出すことは出来たように思います。あとは、仕上げでマチルダと似たような風にしないように注意ですね。
”同じ緑色で塗れるから”と言う理由で手を付けましたが、”同じ緑”とは言っても、マチルダと同じ緑を塗る気は毛頭ありません。とは言っても、戦車は戦車、緑の色味はどうしても”暗くて地味”と言う色調に落ちてしまいます。では、マチルダに使った緑と、どう差別をつけていくか??
今人的に、以前から、”ソ連の戦車のグリーンはくすんだ感じ”と言うイメージがあったのですが、それを追求していくことにします。
基本色は、組説にあるとおり、水性ホビーカラーの”カーキグリーン”です。この色は、暗い緑と言っても、同系統の色よりも、若干の明るさがあります。明るいとは言っても、1/72スケールにそのまま使える明るさではありませんし、下塗りに”ブラックグリーン”と言うくらい色を使っているので、”カーキグリーン”に”ライトブラウン(タン)”を混ぜて明るくしたグリーンを吹き付けていきました。それがこの状態↓↓↓。
構造物、面の縁を吹き残すような感じで、面の中心から吹き付けていきます。ライトブラウンを使ったのは、安直に黄色系や明るい緑系を混色したのでは、マチルダと全く同じ系統の色になってしまう危険性があるためなのと、下塗りの色で、ある程度のくすみを含ませられるので(っていうか、今見ると下塗りの色があまりに暗すぎた(笑))、いくらか埃っぽい色味を持たせる意図のため。
塗り終わったT-34をマチルダと並べてみましょう↓↓↓。
んーーー、手前のマチルダに光が当たりすぎてるなあ。でも、マチルダの緑と、わずかでも違いが生じているのがお分かりでしょうか??でもまあ、個人的に、狙い通りの色調を出すことは出来たように思います。あとは、仕上げでマチルダと似たような風にしないように注意ですね。
足回りと細部を塗装します。
足回り(予備キャタピラ含む)はちょっと悩みました。というのも、ドイツ戦車と同じ塗り方をしてしまっていいのかと考えてしまって…。なんとなく&理由もなく、暗くしてしまうのは避けとこうと思いまして、こんなやり方で塗ってみました。
”心持ち錆びた鉄の履帯”のイメージで塗ってみましたが、まだイマイチな感じ。最終段階で更に色を加えるかもしれません。
排気管まわりは、ファレホの”ライトラスト”+”オールドラスト”の混色→”セピアシェード”と”ブラウングレーズ”を適当に上塗り。工具類は、木の柄は、ファレホ”オールドウッド”+”デッキタン”の混色→”セピアシェード”上塗り、金鎚やスコップなどの金属部分は、ファレホ・パンツァーエース”ドイツ軍戦車兵カラー(黒)”→セピアシェード”と”ブラウングレーズ”を適当に上塗り、ってな具合です。
で、足回りから何から塗って、今はこんな感じです↓↓↓。


細部に色が入って、完成も間近になってきました。今週中に完成させられるといいなあ…まあ、とにかくがんばるさね。
足回り(予備キャタピラ含む)はちょっと悩みました。というのも、ドイツ戦車と同じ塗り方をしてしまっていいのかと考えてしまって…。なんとなく&理由もなく、暗くしてしまうのは避けとこうと思いまして、こんなやり方で塗ってみました。
- ファレホ・ゲームカラーの”コールドグレイ”で下塗り。
- その上にファレホ・ウォッシュカラーの”セピアシェード”+”ブラックシェード”を塗る。
- さらにその上に専用シンナーで薄めた”ブラウングレーズ”を塗る。
- さらにその上にグレーズメディウムで溶いた”バサルトグレイ”を塗る。
”心持ち錆びた鉄の履帯”のイメージで塗ってみましたが、まだイマイチな感じ。最終段階で更に色を加えるかもしれません。
排気管まわりは、ファレホの”ライトラスト”+”オールドラスト”の混色→”セピアシェード”と”ブラウングレーズ”を適当に上塗り。工具類は、木の柄は、ファレホ”オールドウッド”+”デッキタン”の混色→”セピアシェード”上塗り、金鎚やスコップなどの金属部分は、ファレホ・パンツァーエース”ドイツ軍戦車兵カラー(黒)”→セピアシェード”と”ブラウングレーズ”を適当に上塗り、ってな具合です。
で、足回りから何から塗って、今はこんな感じです↓↓↓。
細部に色が入って、完成も間近になってきました。今週中に完成させられるといいなあ…まあ、とにかくがんばるさね。
管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
HP:
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
* * * * * *
◎メールを送る←クリックすると藤埼宛メールを送れます。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
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