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藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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 「強引にでも」と言ってはみたものの、手の動きが鈍いです。まあ、私生活での(とりあえずの)最大の懸念も去ったことだし、これで復調してくれると良いんですが。

 と言うことで(あ??)今回も道具の話。ちなみに、マチルダHHは、側面フェンダーのリベット打ち前のヒケ修正をやっているところです。

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 私が展開しているF式ですが、敢えて(と言うか何と言うか)書かなかったことに「トナーの転写には、ラミネータも使用可能である」と言うのがあります。ラミネータ、ってのは、書類などを透明フィルムに挟む機械のこと。仔細は実践してくれているうろたけさんのブログにも書かれてますが、ラミネータの構造上、アイロンを使うよりも転写が確実に行えるらしいのです。

 じつを言うと、これには以前から興味があったのですが、如何せん、予算の都合がなかなかつかずに、モノ自体も目にする機会がなかった(それにネットオークションとかはあまり利用したくないし)ので、今までなんとなくスルーしていたのですが、近所の家電量販店に¥5000代の機種が置かれるようになったのと、丁度、予算の都合がつけられるようになったので、とうとう買っちゃった次第です↓↓↓。

tool_2010-07-11-01.jpg

 ナカバヤシの"PLB-R2A4”と言う機種で、税込みの売価¥4980という代物です。もっと安い機種もあったのですが、これは温度調節が8段階で自在に可能で、しかもお店にある中での、唯一の温度調節可能機種だったので、まあ、自ずとこれの購入と相成ったわけ。ちなみに、どの機種もそうでしょうけど、”金属板へのトナー転写”なんて用途はメーカのサポート外なので(当たり前だ(笑))、すべて自己責任で行うことになります。

 F式は、腐食液の取り扱いや廃液の処理など、厄介なところがありますが、トナーの転写と言うのも、全体の仕上がりを左右するファクターなので、これも結構大変な事だったりします。ラミネータ使用者からは、おおむね良い評価が上がっているので、私も、テストの結果が良好であれば、久々に記事のバージョンアップをしたいと思います。…ま、マチルダHHとか金剛とかカ号とかを遅らせない範囲で(笑)。

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 このところ、モチベーションが低下しっ放しなのと、このところの暑さのせいか、PCがバッツンバッツン落ちるようになってしまって(しかも辞書データが失われるおまけつき)、ブログの更新がさっぱりでしたが、いい加減再開しますです。∀も塗装を終わらせないといけないし。

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 …でもとりあえず、マチルダHHを進めてしまいます(笑)。そのさんで、フェンダー側面のリベットを、0.2mmピンバイスでの凹表現で留めておくことにしたリベットですが、方針転換します。

tool_2010-07-05-01.jpg

 私は、十和田技研のヒートペンなる道具を持っていまして、それ用のオプションビットに、リベットを作るというのがあるので(詳細はこちら)、それを使ってちゃんと凸になっているリベットを作ることにしました。使用するのは、”丸頭リベットビットφ0.3”。1/76だと、これでもオーバーサイズなのですが、でもこのスケールで使えるのはこのサイズしかないのも事実です…まあ、気にしてもしゃーないところなので、イメージ優先ということで。

 ヒートペンは2年くらい??前に買って、自分で簡単なビットを自作したりもしてたのですが、いまいち活用しきれていませんでした。当然、今までの使用頻度が低いので、ぶっつけ本番でやるのではなしに、練習を充分におこなっておきます。で、これが練習結果↓↓↓。

tool_2010-07-05-02.jpg

 リベットに使用した材料は、0.3mmプラ板。練習土台はマチルダHHのランナーです。ビットをリベットを打つ対象に触れさせる瞬間の加減が難しく、ちょっと押し付けすぎて、ベースに少々のダメージを与えてしまったりすることもありましたが、何とかコツが飲み込めてきたようです。”溶けて先頭にたまったプラを、ベースに置く”感じでやると美味く行きやすいです。

 リベット打ちの本番は、もうちょっと練習をかさねてからにしたいと思います。

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 関東地方の、このところの殺人的蒸し暑さと(風がソヨとも吹かないのは非常に辛いです)、私事でバタバタしてたために模型の製作とブログの更新が滞りがちですが、わずかづつでも進めてはいます。と言うことで、早速マチルダさん(笑)の最新状況をば。

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 車体も、あらかた形になったので、ここで足回りの製作に入ってしまいます。

 戦車の模型で何が一番めんどくさいかと問われて、足回りの製作と答える人がほとんどになると思います。数が多いし、丸いから雑な作業も(基本的に)出来ないし集中力も続きにくいし…と、厄介事のオンパレードですが、このマチルダHHに関しては、大変といえば大変ですが、意外に楽が出来るのも確かです。

 兎にも角にも、まずは起動輪から行きましょう。

MHH_2010-06-25-01.jpg

 ごらんのように、本来、キャタピラにかみ合うはずの歯があるところに、ゲートががっつりと付いてたりします。当然、歯はゲートと一体化…と言うか、ゲートに飲み込まれてしまって、ありません(笑)。仕方ないので、ゲートを大きめに切って、ゲート跡を、それらしく歯の形にするしかありません…とは言っても。

MHH_2010-06-25-03.jpgMHH_2010-06-25-04.jpg

 キャタピラとサイドのフェンダーで、起動輪のゲート跡を隠すことが可能だったりします(笑)。起動輪のゲートに限らず、誘導輪も転輪も、これでほとんどパーティングラインを隠すことが可能だったりします。これを利用しない手はありません。今回、誘導輪と転輪は、基本的に、仮組みしながらパーツの取り付け角度を決めて車体側に接着してしまい、パーティングラインの整形は、外側に露出する部分のみの整形にとどめています。

MHH_2010-06-25-05.jpgMHH_2010-06-25-06.jpg

 注意点としては、仮組みは必ず行うこと。全てではありませんが、場所により、輪が斜めになってしまうことがあります。その場合は、輪を車体側で接着したあと、フェンダー側の軸を切り取ってしまい、強引にまっすぐにしてしまいます。フェンダー側の、本来切り取った軸が入るところの軸受けには、後ほど適当な径のプラ棒を接着しておきます。

MHH_2010-06-25-02.jpg

 もうひとつの注意点として、起動輪は、車体右側のほうのパーツの合いが悪いので(左側はすんなり組める)、変に幅広に組みあがらないようにすり合わせと合わせの調節を十分に行ってください。

MHH_2010-06-25-08.jpgMHH_2010-06-25-07.jpg

 全ての輪を車体側に接着したら、曲がったりしないように側面フェンダーを合わせて、接着剤が完全に乾くまでしっかりと固定しておきます。しっかり接着されたら、側面フェンダーを取り除いて、キャタピラを履かせるわけです。

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 …やっちまったよ。

 MHH_2010-06-24-01.jpg

 ハッチ??のパーツ(パーツ36)ですが、これは車体の裏側から貼り付けるパーツです。で、それを付けずに車体を組んでしまったことにいまさら気がついてしまったのでした(爆)。

 まさかここまで来て車体をバラすなんてことはしたくないので、表から貼っつけるしかありません。ということで、早速リカバーだコンチキショー!!

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MHH_2010-06-24-02.jpg

 まずは、テキトーなプラ板の切れ端で、車体内側にパーツ36を受ける”のりしろ”を設けます。で、まあ、これにハッチのパーツを付けるだけなんですが↓↓↓。

MHH_2010-06-24-03.jpgMHH_2010-06-24-04.jpg

 元から合いが悪いのか、それとも設計が意図していない組み立て方をしているからか、前後方向に大きな隙間が開くので、仮組みをしつつ、パーツ36をプラ板で延長します。ここでは、目立たない後端を延長していますが、まだ隙間が開いています。

MHH_2010-06-24-05.jpg

 でもまあ、砲塔が乗ってしまえばあまり目立たなくなりそうなので、とりあえずこのままにしておきます。

 アホなミスをやらかしてしまいましたが(でも起動輪と誘導輪を間違えるよりかは良い(自沈))、とりあえず、車体はあらかた形になりましたので、そろそろ足回りを組んでいきましょうか。

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 ここで車体から離れて、車体側面のフェンダー(と言うのかな)の工作に移ります。

MHH_2010-06-20-01.jpg

 写真では分かりにくいかもしれませんが、リベットは、スケール相応としても、貧弱すぎるし、それに並び方が不均等になっているところもあります。それにリベットがあると、くっきりと出ているヒケの修正もやりにくいです。

 と言うことで、私はフェンダーのリベットを打ち直すことにしたのでした。まあ、これならヒケの対処も容易になりますし。ちなみに、「打ち直す」と言っても、それらしくピンバイスで凹を付くって、リベットっぽく見せるだけです。

 打ち直しの方法。

 まず、リベットのモールドをデザインナイフでそぎ落としてしまい、リベット跡にセンターポンチなどの先の尖ったもので軽く目印をつけておきます。その目印の場所に、0.2mmピンバイスで凹をつけていく…と言う寸法です。

MHH_2010-06-20-02.jpgMHH_2010-06-20-03.jpg

 上の、写真左が加工前、右が加工後。ヒケにはパテを盛ってあります。

 がんばれば、リベットはちゃんと凸で作れたと思いますが、まあ、こういう方法もある、と言うことです。

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 表面処理もあらかた片付いたので、確認のためにサフを吹きました↓↓↓。

Ka_2010-06-18-01.jpg

 今はまだ塗装の下地作りをするのでもないので、全体に吹く必要は無いのですが、それでもカウルの削りこみとか筋の彫りなおしとか色々とやってるので、ほぼ全体をカバーするように吹きました。

 作業机にブースを常設して、こういう製作途中のサフ吹きが極めてやりやすくなりましたが、ブース常設の思わぬ恩恵??で、今までだと吹く片っ端から塗面に埃が付きまくっていたのですが、なんと、今回は埃の付着が極めて少なくて済みました。今までだと、おそらくはブースの展開作業で、机の上の埃が舞い上がってしまっていたので、それが塗面に付いていたと考えられますが、常設したおかげで、どうやら埃の舞い上がりが無くなったみたいです。とにかく、先日まで塗ってた∀は埃の付着が酷かったのです…。むーーー、作業がさらに効率Up、とか言ってみるテスト(笑)。

 カ号に話を戻すと、とくに目立った段差や荒れは、見受けられませんでした。尾翼付近の羽布張り表現は、これでも結構削り込んだつもりだったのが、ほとんど変わっていないので、もうちょっと削ってやる必要があるみたいです。

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 うわー、久々の更新だ。

 まあ、ブログにUpしていなくても、チマチマと工作は進めていたワケでして、車体を形にしてしまって、砲塔も着手してしまいました。とりあえず、表面チェックのためにサフェーサーを吹きました↓↓↓。

MHH_2010-06-18-01.jpgMHH_2010-06-18-02.jpg

 前面は、合わせ目がもう目立ちまくり。両脇の窪んだところにも、バッチリと隙間が開いてます。隙間にパテを盛って対処します。作業が非常にやりにくいですが、窪みも同様に処置します。

MHH_2010-06-18-03.jpg

 車体側面は、外側フェンダーのパーツをあわせながら削っていきます。ここは仮組みを充分に繰り返して削っていくしかありません。今回、写真で示した斜め部分を全体的に削ってしまいましたが、仮組みを充分に行っていれば、ここまで大袈裟に削らずに対処出来るかもしれません。

MHH_2010-06-18-04.jpg

 再び車体前部。赤丸で囲ったところには、ハッチのモールドがありますが、今後の合わせ目処理などで邪魔になることが確実なので、きれいに削ってしまいました。まあ、ここへは後でハッチの形に切り出した薄手のプラ板を貼ればいい、と言うこと。他、以前ケアした引けの対処も、まだ凹んでいるのが確認できたので、再びパテ盛りです。

 あと、車体に一体化されてしまったスコップやハンマー??などのOVMのディティールですが、ここは別パーツに見えるように掘り込んでおきます。具合はこんな感じで↓↓↓。

MHH_2010-06-18-00.PNG

 ちょっと難易度高い工作ですが、かなり効果のあるものなので、ぜひお試しあれ。注意点としては、車体側を掘り込んでしまわないよう注意すること。このキットだと、特にスコップに施すと効果が絶大です。

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管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
 「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。

 最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作””アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。

 趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」

 模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。

 かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。

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