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藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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 この2~3日は、何か気分が塞ぐと言うか何と言うか、模型をいじる気分でありませんでした。てか、何だってこんなに寒くなる。

 それはさておき、多少は手が動くようになってきたので、制作の再開です。

 エンジンを作らない事にしましたが、そこに掛けるはずだったぶんの手間を、排気筒のディティールアップにかけることにします。という事で、キットの排気筒モールドをバッサリと切り落とし、取り付け用の穴を開けます。

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 外径0.8mm×内径0.4mmの真鍮パイプを排気筒とするため、取り付け穴の直径は1.0mmとします。写真でお分かりになると思いますが、排気筒は斜めに飛び出しているため、穴は斜めに開けておきます。ドリルを取り付け角度に傾けて開けるのですが、これは、まずは真っ直ぐに(この場合は、機体の上下に対して垂直に)開けて、ドリルを徐々に傾けながら回していくと、簡単に開けられます。このキットはプラが柔らかいので、斜めに明けるのも、たいした苦労ではありません。

 あとは、穴の傾き具合を見てパイプを付けて、カウルとの仕切りを作っていきます。

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 ツィメリットコーティング、完了しました。また、ここで車体と車体上部を接着してしまいます。まあ接着してなかった理由は、特に何も無いんですが(笑)。

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 まだ下地も何も作っていないからか、プラの色とパテの色とで、何となく違和感を覚えると言うか。サーフェイサー吹きなり塗装なりしてしまえば、見方も大分変わってくるでしょうか??

 あとは、クレーンなどを作ってしまいます。…やはり、畝のサイズ大きいかなあ。

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 さて、昨日の結果を受けまして、一気呵成に車体にツィメリットコーティングを施します。

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 拡大。

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 とりあえずこんな感じ。”一気に”と言っても、作業時の保持がつらくなるので、未施工のところがあります。”一気に”とは、間を空けずに作業にとりかかる、ということ。残りはパテが硬化してから。

 手順としては、コーティングするところにエポキシパテ(タミヤの高密度タイプエポパテ)を薄く塗り延ばして(タミヤの調色スティックに、アクリル溶剤を付けながら)、ツィメリット冶具で畝をペタペタ付けて行きます。硬化に時間のかかる高密度タイプを使ったのは、ある程度の面積を一息に片付けたかったため。これだと作業時間に余裕が持てるからです。アクリル溶剤でパテを延ばすときは、パテと車体の間に溶剤を巻き込まないように注意してください。でないとパテがうまく乗ってくれません。まあ、その場合は拭けばいいのですが。

 聞くところによると、実車のコーティングはかなりいい加減だったそうで、コート材を塗ったはいいけど、畝を付けなかった車両もあったそうで、延ばしたパテはあまりきちっと整えずにスタンプしたのですが、しかしいくら何でもこれは無かろう…と言う出来ですねえ。

 【教訓】実物と模型とでは話は別。

 むーーー、模型は模型で、ある程度は”嘘”を付いたほうが良い場合もあるのでしょうね。この場合は、実物ではアバウトでも、模型では多少は見映えを考慮する必要がある、という事。畝のピッチがまだ大きいかなあ。巾もまだ広い??冶具は0.3mmプラ板で作った方がスケール相応だったかもしれません??

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 組み上げた車体を一旦洗浄し、いよいよいよいよツィメリットコーティングへと入ります。

 が、その前に、製作記その3で作ったツィメリット用冶具の効果のほどを確認しておきます。正にこんな時のために取っといてあるプラ板のハギレとタミヤのエポキシパテ(高密度タイプ)でチャッチャと試してみました。

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 仕上がりはこんな感じ。冶具の作成がかなり行き当たりばったりなものにしては、結構スケール相応な出来だと思います。って、ちょっと自画自賛??巾は良いとしても(2.5mm)、畝のピッチはちょっと大きいかな??0.3mmプラ板で作った方が良かったかもしれませんね。

 因みに、タミヤのエポキシパテは、水性アクリル溶剤で溶けるので、練るときや表面を滑らかにしたい時は、溶剤をつけながら作業をすると良いです。ツィメリット冶具も、予め溶剤でスタンプ部を湿しておくと、パテがくっついてコーティングが剥がれてしまったりしなくなります。

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 腕の制作に移ります。

 基本的に、後ハメ加工などの大きな工作を行う箇所はありませんが、一つだけやっておきたい事があります。それは、ポリキャップのカタマリとなっている手首の造り替え。と言っても、これは簡単な工作で済んでしまいます。

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 コトブキヤの”モデリングサポートグッズシリーズ”から、”カスタムハンドA”を使うだけです。このセットには握り拳、平手、銃持ちタイプの3種が入っているので、ここはやはり交換式にしたいですね。

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 キットの手首とカスタムハンドの握り拳とを比較。カスタムハンドはかなり大きめですが、でも、キットのショボイ手首と較べたら、かなりの迫力です。ディティールを少々変更して使用します。手首の軸は、カスタムハンドにも2種のボールジョイント(プラ製)が付いていますが、ここでは、それは使わず、ウェーブのポリキャップ”BJ-04”を使用します。このキットには、4mm径のボールジョイントが丁度合うのですが、しかし、実際に合わせてみると、ボールが凄くユルユルなので、BJ-04にちょっと加工を施します。

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 写真映りがアレですが、ニッパーで、ボールに軽く切り込みを入れてやると、動きがいい具合にきつくなってくれますが、腕への抜き差しは不可能になります。まあ、手首の交換自体は、手首の取り付け軸がどっち側に有っても構わないんですけど。

 これから、手首の工作(ディティール修正と軸調整)に突入します。

 風の居所は、風次第。

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 製作記のそのいちで、「カ号に関する資料は全く持っていません」などと書きましたが、しかし。

0df3c611.jpg

 …箱の底を良く見てみたら、”カ号観測機について―解説書の補足”なんて紙が入ってましてよ(笑)??B5程度の大きさですが、写真は無いにしても、かなり詳細な図が載っていて、良い参考になりそうです。

 【教訓】箱の中身は良く確認しましょう(笑)。

 閑話休題。

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 カウル前面パーツ(パーツ23)の裏ッ側。やはり製作記そのいちで「出来たら、カウルの隙間から覗くエンジンの作成」と書きましたが、改めて見てみると、スペースが思ったほど無い。(今の私の腕では)工作にはかなりの困難を伴いそうなので、エンジン作成はあっさり放擲します(自沈)。先述の補足を見た限りでは、実機は、エンジンルームと前部コクピットとの間に仕切りとかは無さそうですが、模型的に、カウルの開口部が素抜けになっているのは面白く無いので、仕切りを設ける事にします。

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 パーツ23の取り付け部を、仕切りとするプラ板の厚さ(0.5mm)だけ削っておきます。ここにプラ板とカウルを接着する、と。仕切りは、後にパーツ23の内側ともども、黒く塗ってしまいます。あと、エンジンを作る手間を省いたぶん、機首側面の排気筒は作り直してしまいましょう。

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 後脚。補足に載っていた図を見ると、省略はありますが、キットは概ね正しい形状をしています。また、キットの後脚は型ズレを起こしていて、一見すると作り直した方が良さそうに思えるのですが、デザインナイフでチャッチャッと整えてみたら、意外と見れるようになったので(写真はあらかた削った状態)、これもこのままとします(笑)。

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 反対側の履帯を穿かせてしまいます。

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 教訓。
  • フェンダーを取り付ける前に、足周りは履帯まで穿かせてしまう。
  • 組み立て式履帯の長さは、組説を頭から信用しない。

 どうやら、組説のとおりにやっても履帯は短いようです。右側の履帯は、誘導輪もちゃんと噛み合ったのですが、寸法が若干足りませんでした。幸い、履帯パーツは余裕があるので、それを使っ足りない分を延ばしてやれば良いのですが。長すぎて大幅に詰めたエレファントと言い、何か、ドラゴンのキットは足周りで苦労する…(苦笑)。あと、フェンダーがあると、穿かせる作業がとにかくやりにくいです。

 車体の残りのパーツを取りつけ、クレーンも作ってしまいます。クレーンは収納状態と選択式ですが、ベルゲのベルゲたる最大のポイントなので、ここは展開状態で作ってしまいましょう。ちょっと歪んでしまった(泣)。

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 クレーンは、とりあえず櫓だけ組み立ててしまいます。写真の時点では、まだ車体に接着していません。櫓を受けるパーツ(パーツF42)は、パーツ裏に取りつけ用のピンがありますが、車体にそんな穴は開いていないので、ピンを切り取って接着面をまっ平らにしてしまいます。このパーツも、取り付け位置の説明がアバウトなので、難易度高いですが、このように、クレーンの櫓を組み立てつつ、取り付け位置を決めてしまった方が良いです。

 クレーン組み立ての他の注意としては、そのままではF47とF21が組めないので(F21の取り付けピンが長すぎる)、F21側のピンを半分以上切り飛ばしておきましょう。

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 接着位置が曖昧と言うと、後期型で使うフェンダー補強のエッチングパーツ(パーツMA5、MA6)も、どこに付けりゃ良いのか分かりません。MA5は、組説を見る限りでは、パーツに取り付け位置を示すマークがあるように思えますが、実際にはそんなマークありゃしません(爆)。位置は、だいたい先端部分がフェンダーの端に接するくらいのところとなるようです。

555f7295.jpg

 フェンダーのサイドに付くスプリングも、何故かエッチングパーツが用意されていますが、モノが極めて小さいので取り付けがやりにくいしパーツも無くしやすいので、潔くつけないでおくか(一応、キットは取り付けは付ける/付けないの選択式)、代わりのものを付けておきます。ここで選んだのは、虎の子のプラストラクト製0.3mmプラ丸棒。”棒”と言うよりも”線”ですが(笑)。

 次回は、いよいよツィメリットコーティングに行けるか??

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管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
 「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。

 最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作””アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。

 趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」

 模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。

 かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。

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