藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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現在発売中の『アーマーモデリング』2010年4月号の記事中にて、『F式』が紹介されました。
と言っても、以前の『パンツァーグラフ』誌のように、F式そのものが記事になったわけではなく、「F式を試してみました」と、さらりと言及されているだけですけども。因みに、取り上げられている記事は、芦野誠氏のワッフェントレーガーの作例記事(P.37~P.39)の中です。
と言う事で、お知らせします。
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履帯を穿かせます。
このキットの履帯は、コマが一枚一枚バラバラになっているのと、幾つかのコマが連なっているものとを組み合わせて(接着して)作るタイプです。私自身、この組み立て式は初めてのタイプだったりします。因みに、今まで作ったのは、古式ゆかしいベルト式の履帯です。
組み立ては、まずは履帯パーツを組説に従って接着してしまい、帯状にします。ある程度接着剤が固まったら足周りに合わせて行く…と言う方法を取りました。これは以前読んだ模型誌の記事が記憶にあったので、その方法をとったものです。
…で、とりあえず様子見で片側だけ穿かせてみたのですが。

…
……
………
…誰か殺して(泣)。
バカ。もうすごいバカ。ありえないぐらいバカ、信じられないぐらいバカ、許せないぐらいバカ!!(声:水橋かおり)
失敗そのいち。後部の誘導輪(だよな)に履帯がかみ合ってません。一応、起動輪も誘導輪も、組み立てるときにキャタピラに合わせたつもりだったのですが。前部の起動輪はちゃんとかみ合ってくれたのに。
失敗そのに。恐らくそのために、組説どおりに組んだキャタピラが短くなってしまいました。で、足周りに履帯を合わせて、強引に余ったパーツで履帯を伸ばしたのですが、今度はどうも長くなってしまったようで(泣)。もう何と言うか、足周りがすごくルーズになってしまいました。そしてまた色々いじくってるうちに、履帯の接着がバカになってしまった箇所がチラホラと…。あう~(声:南央美)。
まあ、ダメはダメなりに、履帯をらしくたるませて、何とかカッコはついたように見えますが…噛み合ってない誘導輪は何とも誤魔化しようがありません。とは言っても、ここまで来てしまった以上、放擲なんて出来るワケが無い。もう突き進むしかありません。
でも今日はここまで!!もう寝ゆ!!うきいいいいい!!
このキットの履帯は、コマが一枚一枚バラバラになっているのと、幾つかのコマが連なっているものとを組み合わせて(接着して)作るタイプです。私自身、この組み立て式は初めてのタイプだったりします。因みに、今まで作ったのは、古式ゆかしいベルト式の履帯です。
組み立ては、まずは履帯パーツを組説に従って接着してしまい、帯状にします。ある程度接着剤が固まったら足周りに合わせて行く…と言う方法を取りました。これは以前読んだ模型誌の記事が記憶にあったので、その方法をとったものです。
…で、とりあえず様子見で片側だけ穿かせてみたのですが。
…
……
………
…誰か殺して(泣)。
バカ。もうすごいバカ。ありえないぐらいバカ、信じられないぐらいバカ、許せないぐらいバカ!!(声:水橋かおり)
失敗そのいち。後部の誘導輪(だよな)に履帯がかみ合ってません。一応、起動輪も誘導輪も、組み立てるときにキャタピラに合わせたつもりだったのですが。前部の起動輪はちゃんとかみ合ってくれたのに。
失敗そのに。恐らくそのために、組説どおりに組んだキャタピラが短くなってしまいました。で、足周りに履帯を合わせて、強引に余ったパーツで履帯を伸ばしたのですが、今度はどうも長くなってしまったようで(泣)。もう何と言うか、足周りがすごくルーズになってしまいました。そしてまた色々いじくってるうちに、履帯の接着がバカになってしまった箇所がチラホラと…。あう~(声:南央美)。
まあ、ダメはダメなりに、履帯をらしくたるませて、何とかカッコはついたように見えますが…噛み合ってない誘導輪は何とも誤魔化しようがありません。とは言っても、ここまで来てしまった以上、放擲なんて出来るワケが無い。もう突き進むしかありません。
でも今日はここまで!!もう寝ゆ!!うきいいいいい!!
思わぬ探しモノで時間を取られてしまった。平日はただでさえ工作に割ける時間が無いと言うのに。
引き続き、船体の製作です。

…と言っても、船体に所定の穴を開けて、船体と喫水板を貼り付けただけですが。接着には流し込み接着剤(タミヤの緑蓋)を使用して、船体と喫水板をピタッと合わせたところに少しづつ流し込んで行きます。船体のほうの接着面は、ここも荒れているので予めヤスッておいて、平らにしておきます。
穴あけの位置は船体の裏側でしか判別出来ないので、喫水板を接着する前に、忘れずに明けておくこと。組説には穴あけ位置の指定が書いてありますが、ちょっと判りにくいので、写真をあげておきましょう。



写真で、赤丸で囲った10箇所です。まあ、船体の裏を見れば、メクラ穴があるので、それを全部開ければ良いだけなんですけれども(笑)。
船体の工作は一応ここまでとして、次からは艦橋などの構造物の工作に移ります。
引き続き、船体の製作です。
…と言っても、船体に所定の穴を開けて、船体と喫水板を貼り付けただけですが。接着には流し込み接着剤(タミヤの緑蓋)を使用して、船体と喫水板をピタッと合わせたところに少しづつ流し込んで行きます。船体のほうの接着面は、ここも荒れているので予めヤスッておいて、平らにしておきます。
穴あけの位置は船体の裏側でしか判別出来ないので、喫水板を接着する前に、忘れずに明けておくこと。組説には穴あけ位置の指定が書いてありますが、ちょっと判りにくいので、写真をあげておきましょう。
写真で、赤丸で囲った10箇所です。まあ、船体の裏を見れば、メクラ穴があるので、それを全部開ければ良いだけなんですけれども(笑)。
船体の工作は一応ここまでとして、次からは艦橋などの構造物の工作に移ります。
制作に入ります。まずは船体から。

喫水板は、反り返り防止のため、太いプラ棒(5mmプラ角棒と5mm三角棒)を艦首尾方向に貼り付けます。よく「キットの分厚い喫水版をそのまま」使うと完成品が”腰高”になってしまうので作り直した方が良い」と言う事を言われますが、私自身の経験から言わせてもらうと、「キットの喫水板を使った方が、結果として良い」のです。じつはキットの喫水板って、その厚みゆえに、船体にしっかり接着しておくと、これが良い反り返り防止になるんですよ。で、このようにプラ棒を沿えておくと尚宜しい。それに腰高とか言いますけど、これも個人的に、別に腰高には見えないし、イマイチ何がいけないのか判んないんですよね(笑)。あ、もちろん、船体に反りが生じていたら、それは予め矯正しておくんですよ。
本当なら、艦首尾にきっちり5mm角棒を渡せれば良かったのですが、『金剛』は艦尾の甲板が低い関係上、甲板に干渉して途中までしか5mm棒が渡せないので、干渉する部分は角棒より高さが若干低くなる三角棒を渡して、代わりとします。接着剤は良く乾燥させて、溶剤分は揮発させてしまいましょう。

喫水板の裏側。穴が空いてますが、これはディスプレイケースへの固定を見越して、ど真ん中あたりに空けた固定用の穴です。因みに、補強の5mm角棒には、タップで2mmのネジ穴を切ってあります。
艦船模型の固定法に、よく”船体内にナットを入れておいて、ボルトで台に固定する”と言うのがあります。大型艦ならこの方法で構いませんが、軽巡洋艦や駆逐艦などの小型艦艇の場合は、船体内部の容積がないためにこの方法を取るのが非常に苦しかったりします。それにナットを固定すると言っても、固定方法がかなりホネだったりします。接着が変だと、接着剤の経年劣化で剥がれてしまい、ナットが中で暴れてしまったり…と言うことがありえなくもない。また、レジンキットの場合だと、ナットを仕込む、と言うのも中々大変です。しかしレジンのムクをガリガリ削ると言うのは、正直ぞっとしません…。
という事で、私は、”補強に直接ネジ穴を切ってしまう”方法をとる事にしたのです。レジンの場合は、船体に直接ネジ穴を切ってしまう、と。これならスペースも取らないし、レジンキットや小型艦でも同じ方法が取れるので、何かと便利だったりします。雄ネジは市販の物を使っても良し、またはダイスを使って、適当な金属棒やプラ棒を使って自作するも良し。因みに、使う頻度は低そうですが、同じ径のダイスも保有してます。
あとは組説に従って、船体に取り付け穴を開けて、喫水板を接着するだけ。
艦橋構造物もちょっとばかり手を付けてみます。


基本、キットのまんま行くつもりですが、ヤードはある程度薄くして、窓枠と遮風装置くらいは作り直したほうが印象良くなるでしょう。写真の状態は、各パーツは、底辺と各面に#240の紙ヤスリを当てて、ある程度、面と角をピシッとさせた状態です。特にハセガワWLのキットに顕著に現れる傾向なのですが、パーツのパーティングラインや接着面、パーツの表面などが荒れている事があります。また、立体の”辺”も曖昧になってしまっているケースも多いです。まあ、表面の荒れはケアしてやらないといけませんが、今回は、それと同時に、全面の”面”と”辺”をシャキっとさせて、素組みでも印象が良くなるように心がけます。
…で、底辺にヤスリをかけたは良いのですが。

…何となく、傾いてるように見えますか??ヤスリにアルミ帯材で当て木して、変な削り方はしていないつもりなんだけどなあ(笑)。
喫水板は、反り返り防止のため、太いプラ棒(5mmプラ角棒と5mm三角棒)を艦首尾方向に貼り付けます。よく「キットの分厚い喫水版をそのまま」使うと完成品が”腰高”になってしまうので作り直した方が良い」と言う事を言われますが、私自身の経験から言わせてもらうと、「キットの喫水板を使った方が、結果として良い」のです。じつはキットの喫水板って、その厚みゆえに、船体にしっかり接着しておくと、これが良い反り返り防止になるんですよ。で、このようにプラ棒を沿えておくと尚宜しい。それに腰高とか言いますけど、これも個人的に、別に腰高には見えないし、イマイチ何がいけないのか判んないんですよね(笑)。あ、もちろん、船体に反りが生じていたら、それは予め矯正しておくんですよ。
本当なら、艦首尾にきっちり5mm角棒を渡せれば良かったのですが、『金剛』は艦尾の甲板が低い関係上、甲板に干渉して途中までしか5mm棒が渡せないので、干渉する部分は角棒より高さが若干低くなる三角棒を渡して、代わりとします。接着剤は良く乾燥させて、溶剤分は揮発させてしまいましょう。
喫水板の裏側。穴が空いてますが、これはディスプレイケースへの固定を見越して、ど真ん中あたりに空けた固定用の穴です。因みに、補強の5mm角棒には、タップで2mmのネジ穴を切ってあります。
艦船模型の固定法に、よく”船体内にナットを入れておいて、ボルトで台に固定する”と言うのがあります。大型艦ならこの方法で構いませんが、軽巡洋艦や駆逐艦などの小型艦艇の場合は、船体内部の容積がないためにこの方法を取るのが非常に苦しかったりします。それにナットを固定すると言っても、固定方法がかなりホネだったりします。接着が変だと、接着剤の経年劣化で剥がれてしまい、ナットが中で暴れてしまったり…と言うことがありえなくもない。また、レジンキットの場合だと、ナットを仕込む、と言うのも中々大変です。しかしレジンのムクをガリガリ削ると言うのは、正直ぞっとしません…。
という事で、私は、”補強に直接ネジ穴を切ってしまう”方法をとる事にしたのです。レジンの場合は、船体に直接ネジ穴を切ってしまう、と。これならスペースも取らないし、レジンキットや小型艦でも同じ方法が取れるので、何かと便利だったりします。雄ネジは市販の物を使っても良し、またはダイスを使って、適当な金属棒やプラ棒を使って自作するも良し。因みに、使う頻度は低そうですが、同じ径のダイスも保有してます。
あとは組説に従って、船体に取り付け穴を開けて、喫水板を接着するだけ。
艦橋構造物もちょっとばかり手を付けてみます。
基本、キットのまんま行くつもりですが、ヤードはある程度薄くして、窓枠と遮風装置くらいは作り直したほうが印象良くなるでしょう。写真の状態は、各パーツは、底辺と各面に#240の紙ヤスリを当てて、ある程度、面と角をピシッとさせた状態です。特にハセガワWLのキットに顕著に現れる傾向なのですが、パーツのパーティングラインや接着面、パーツの表面などが荒れている事があります。また、立体の”辺”も曖昧になってしまっているケースも多いです。まあ、表面の荒れはケアしてやらないといけませんが、今回は、それと同時に、全面の”面”と”辺”をシャキっとさせて、素組みでも印象が良くなるように心がけます。
…で、底辺にヤスリをかけたは良いのですが。
…何となく、傾いてるように見えますか??ヤスリにアルミ帯材で当て木して、変な削り方はしていないつもりなんだけどなあ(笑)。
さて、オープニングネタの真打??『金剛』も製作を開始しましょう。
* * * * * *
…と、製作記に入る前に、本を一冊紹介したいと思います。

”ものぐさプラモデル製作指南 艦船模型の作り方”。私の模型の師匠である仲田裕之氏の本です。念為、私は"仲田模型道場”の門下生だったりします。
失礼な言い方ですが、この本、イマドキの艦船模型の本としては特異な存在、と言ってしまって良いかもしれません。エッチングパーツやナノドレッドを使っている作例もありますが、掲載されている作例の殆どは、基本ストレート組みで、書かれている内容も、今まで艦船作った事がない…と言う人でも、その気になれば直ぐに真似できる内容ばかりです。巻末に”もっとわかりやすくしてファンを増やしたい、そんな想いで本書を制作しました”とありますが、この本、艦船模型の本では殆ど無かった、”真の初心者向け解説書”なんですね。と同時に、本来の艦船模型のプリミティブな楽しみ方を思い起こさせてくれる本でもあります。
本来、小スケールの艦船模型と言うのは、コレクションの方にウェイトがかかっていたものでした。”ウォーターラインシリーズ”が登場する前は1/500スケールが主流でしたが、資料の多寡は措いといても、個艦の作りこみと言うのは至極アッサリしたものでした。まあ、資料以前に、今みたいに製作技術が成熟していなかったりもしますが。
確かに、ピットロードが先鞭をつけたインジェクションの装備品セットやエッチングパーツ、ナノドレッドと言ったアフターパーツの登場は、作った模型のグレードを手軽に向上させてくれますが、基本的に、これらパーツは使わなくても構わないものだったりします。が、これらが余りにも効果的過ぎたからか、いつの間にやら、これらアフターパーツを使わないとダメ、と言う風潮が出来上がってしまったように思います。まあ、これはフネだけに限った事では無いでしょうが。
でもサ、使っても使わなくても個人の自由なのに、”エッチングパーツが手に入らないから作れない”とか”ディティールアップパーツが出るまで制作は待つ”とか、それって何か情けなくね??それにいくら”超絶”とかぶっといても、所詮は他力本願でしかないし、これらパーツが無くてアナタ”超絶”作品作れますゥ??ってな感じなんですけどねっ☆彡(イヤミイヤミ)。…ま、ぶっちゃけ、あたしゃとにかく”無いから作れない”ってのがイヤでイヤで、”F式”なるへんたい技法を見出したのですが、これとて結局は”エッチングパーツを使わなきゃダメ”と言う風潮に毒されて…なんて事言ってたらキリ無ェな(苦笑)。
…そんなヘヴィな思いを勝手に引きずってたところに見つけたのが(てか、出る事は事前に知ってたんですけど)この本なんです。超絶作品と言うのも、確かに有って良いですが、その一方で、こういう”気軽な楽しみ方”がある事も忘れてはなりません。この本はそれを堂々とやってのけた本です。初心者はともかく、フネモデラーにあまねくオススメしたい本です。
てかさ、フネモデラーって、どーしてこういう本が書けないのカナ??カナ??(チクリチクリ)
* * * * * *
ある格闘技で、その奥義は、じつは”基本の形”である、と言う話を聞いたことがあるのですが、ようは基本あってこその技術、という事なんですよね。模型も同じです。
* * * * * *
…と、製作記に入る前に、本を一冊紹介したいと思います。
”ものぐさプラモデル製作指南 艦船模型の作り方”。私の模型の師匠である仲田裕之氏の本です。念為、私は"仲田模型道場”の門下生だったりします。
失礼な言い方ですが、この本、イマドキの艦船模型の本としては特異な存在、と言ってしまって良いかもしれません。エッチングパーツやナノドレッドを使っている作例もありますが、掲載されている作例の殆どは、基本ストレート組みで、書かれている内容も、今まで艦船作った事がない…と言う人でも、その気になれば直ぐに真似できる内容ばかりです。巻末に”もっとわかりやすくしてファンを増やしたい、そんな想いで本書を制作しました”とありますが、この本、艦船模型の本では殆ど無かった、”真の初心者向け解説書”なんですね。と同時に、本来の艦船模型のプリミティブな楽しみ方を思い起こさせてくれる本でもあります。
本来、小スケールの艦船模型と言うのは、コレクションの方にウェイトがかかっていたものでした。”ウォーターラインシリーズ”が登場する前は1/500スケールが主流でしたが、資料の多寡は措いといても、個艦の作りこみと言うのは至極アッサリしたものでした。まあ、資料以前に、今みたいに製作技術が成熟していなかったりもしますが。
確かに、ピットロードが先鞭をつけたインジェクションの装備品セットやエッチングパーツ、ナノドレッドと言ったアフターパーツの登場は、作った模型のグレードを手軽に向上させてくれますが、基本的に、これらパーツは使わなくても構わないものだったりします。が、これらが余りにも効果的過ぎたからか、いつの間にやら、これらアフターパーツを使わないとダメ、と言う風潮が出来上がってしまったように思います。まあ、これはフネだけに限った事では無いでしょうが。
でもサ、使っても使わなくても個人の自由なのに、”エッチングパーツが手に入らないから作れない”とか”ディティールアップパーツが出るまで制作は待つ”とか、それって何か情けなくね??それにいくら”超絶”とかぶっといても、所詮は他力本願でしかないし、これらパーツが無くてアナタ”超絶”作品作れますゥ??ってな感じなんですけどねっ☆彡(イヤミイヤミ)。…ま、ぶっちゃけ、あたしゃとにかく”無いから作れない”ってのがイヤでイヤで、”F式”なる
…そんなヘヴィな思いを勝手に引きずってたところに見つけたのが(てか、出る事は事前に知ってたんですけど)この本なんです。超絶作品と言うのも、確かに有って良いですが、その一方で、こういう”気軽な楽しみ方”がある事も忘れてはなりません。この本はそれを堂々とやってのけた本です。初心者はともかく、フネモデラーにあまねくオススメしたい本です。
てかさ、フネモデラーって、どーしてこういう本が書けないのカナ??カナ??(チクリチクリ)
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ある格闘技で、その奥義は、じつは”基本の形”である、と言う話を聞いたことがあるのですが、ようは基本あってこその技術、という事なんですよね。模型も同じです。
そのままほかっておくと完成がズルズル先延びになってしまいそうなので(案外、こういうアクシデントで進捗が止まりやすいものなんです)、ポリキャップを無くした足首のリカバリーをさっさと済ませてしまいます。

まずは、脛パーツのポリキャップの受け部分に3mmプラ棒を差し込んで、接着してしまいます。接着されたところで、替わりに使用するポリキャップ(コトブキヤのボールジョイントMを使用)の軸に合うように、穴を開けます。ボールジョイントMの軸径は2mmなので、ここでは2.1mmの穴を開けます。

ボールジョイント(のボール受け)は、足首に合うように軸を調整しておきます。これは脛と合わせながらの調整です。このボールジョイントは、ボールのはめ込みがかなりきつく、組み立て時に無理やり力を掛けると脛パーツが破損しそうだったので、ボール受けのカップに小穴を空けておいて、はめ込みを緩めにしておきます。小穴を空けるだけで、ボールジョイントのはめ込みはいい塩梅に緩くなるのでお試しあれ。
このボール受けは、キットのポリキャプより巾があるので、脛パーツの軸受け部分をヤスって調整しておきましす。ここも現物合わせで。
脛とボール受けを仮組みして、もう片方の足と並べてみます。写真左側が、リカバリーした方の脛です。

緊急事態でとっさのリカバリー案だったにも関わらず、膝の高さをほぼ同一にできました。ヨカッタヨカッタ。微妙にチグハグな感じもしないでもないですが、まあ、この位なら大丈夫かな??
ちょっと落ち着かない感じもしますが、でもまあ、何とか先には進めそうです。ひと安心。
戦風、立つ。
まずは、脛パーツのポリキャップの受け部分に3mmプラ棒を差し込んで、接着してしまいます。接着されたところで、替わりに使用するポリキャップ(コトブキヤのボールジョイントMを使用)の軸に合うように、穴を開けます。ボールジョイントMの軸径は2mmなので、ここでは2.1mmの穴を開けます。
ボールジョイント(のボール受け)は、足首に合うように軸を調整しておきます。これは脛と合わせながらの調整です。このボールジョイントは、ボールのはめ込みがかなりきつく、組み立て時に無理やり力を掛けると脛パーツが破損しそうだったので、ボール受けのカップに小穴を空けておいて、はめ込みを緩めにしておきます。小穴を空けるだけで、ボールジョイントのはめ込みはいい塩梅に緩くなるのでお試しあれ。
このボール受けは、キットのポリキャプより巾があるので、脛パーツの軸受け部分をヤスって調整しておきましす。ここも現物合わせで。
脛とボール受けを仮組みして、もう片方の足と並べてみます。写真左側が、リカバリーした方の脛です。
緊急事態でとっさのリカバリー案だったにも関わらず、膝の高さをほぼ同一にできました。ヨカッタヨカッタ。微妙にチグハグな感じもしないでもないですが、まあ、この位なら大丈夫かな??
ちょっと落ち着かない感じもしますが、でもまあ、何とか先には進めそうです。ひと安心。
戦風、立つ。
まずは足の製作から行きます。最大のポイントは、背中側のスラスターの後ハメ加工です。

腿は、そのまま組んでしまいます。ポリキャップの受け軸が、かかるストレスを考えると、強度に不安を覚えるので、後で軸を少々細く削っておきます。

足首もそのまま。ただ、踵部分のフィンは、接着線の修正が手間なので、接着前にきれいに削り取ってしまいます。フィンは後でプラ板で作り直します。

脛。まず、スラスターパーツは、取りつけ用のピンは切り取ってしまいます。完全に切り取ってしまうのではなく、根元を微妙に残しておくと、後の組み立てが楽になります。

脛の加工。スラスターパーツの後ハメは、足首側から入れてやるようにすると簡単です。脛パーツの、先のスラスターパーツを取り付けるダボ穴の下方を除去してしまいます。ダボ穴の上側を残しておけば、組み立て時に、微妙に残したスラスターのピンがつっかかってくれる、と言う寸法です。


膝内側に、スラスターパーツ組み込みのガイドとして、プラ小片を接着します。これがあると、スラスター取り付けが非常に楽。

スラスターパーツの取りつけは、こんな具合になります。プラ片の接着はしっかりと行うように。

膝裏の丸モールドは、作り直してしまった方が良さそうですね。
一通りの加工を施したら、ばーっと組み立ててしまいますが、ここで問題発生。足首取りつけ用のポリキャップが一つ行方不明になってしまいました。いくら探しても見つからないので、ここは潔く他のポリキャップで代替することとします。ここの対策は、次回Upします。はああ。
風が、挽歌に聞こえた。
腿は、そのまま組んでしまいます。ポリキャップの受け軸が、かかるストレスを考えると、強度に不安を覚えるので、後で軸を少々細く削っておきます。
足首もそのまま。ただ、踵部分のフィンは、接着線の修正が手間なので、接着前にきれいに削り取ってしまいます。フィンは後でプラ板で作り直します。
脛。まず、スラスターパーツは、取りつけ用のピンは切り取ってしまいます。完全に切り取ってしまうのではなく、根元を微妙に残しておくと、後の組み立てが楽になります。
脛の加工。スラスターパーツの後ハメは、足首側から入れてやるようにすると簡単です。脛パーツの、先のスラスターパーツを取り付けるダボ穴の下方を除去してしまいます。ダボ穴の上側を残しておけば、組み立て時に、微妙に残したスラスターのピンがつっかかってくれる、と言う寸法です。
膝内側に、スラスターパーツ組み込みのガイドとして、プラ小片を接着します。これがあると、スラスター取り付けが非常に楽。
スラスターパーツの取りつけは、こんな具合になります。プラ片の接着はしっかりと行うように。
膝裏の丸モールドは、作り直してしまった方が良さそうですね。
一通りの加工を施したら、ばーっと組み立ててしまいますが、ここで問題発生。足首取りつけ用のポリキャップが一つ行方不明になってしまいました。いくら探しても見つからないので、ここは潔く他のポリキャップで代替することとします。ここの対策は、次回Upします。はああ。
風が、挽歌に聞こえた。
管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
HP:
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
* * * * * *
◎メールを送る←クリックすると藤埼宛メールを送れます。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
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