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と言うことで、昨日書けなかった(と言っても時間が時間だったので、結局は端折ったかもしれませんが)、砲塔+落穂ひろいの説明です。
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砲塔は、基本的に、組み立て時に、特に注意するような箇所はありません。せいぜい、甘くなっているディティールをシャープにするくらい。
スモークディスチャージャー(パーツ59)やアンテナ基部(パーツ60)は、砲塔に接着してから(※完全に接着されてから)、パーティングラインやモールドの修正を行ったほうがやりやすいです。主砲(パーツ52)とその脇に付く機銃(パーツ61)は、モールドが甘すぎなので、ホントなら作り直してやったほうが良いのですが、キットパーツを使用しています。これも、砲塔に接着してから形を整えます(機銃については何も出来ませんが)。機銃パーツの切り離しですが、どこまでがゲートでどこからがパーツなのか非常に曖昧なので、あまり短くならない位で切り取っておくと良いでしょう。砲基部(パーツ53)は、パーツがガタガタなので、上からかぶさるパーツ54に隙間が生じないようにパーツを整えたら、ガッチリ接着してしまいます。今回は水平に取り付けましたが、心持ち、砲に仰角がかかる角度で固定しておくとカッコイイです。あと、可能ならば、砲口はらしく穴を開けておくと尚宜しいです。
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ここまでで、殆どのパートの組み立てが完了しました。あと残っているのはフェンダー前端とヘッドライト。一気呵成に片付けてしまいましょう。
まずはサーチライト。形状自体は、このスケールでは可も無く不可も無くですが、レンズ部分にヒケと押し出しピンの跡があるし、レンズ面ものっぺりしすぎなので、ウェーブのディティールアップパーツ『R-リベット[丸]』を接着しました。これだと却ってレンズ面が盛り上がりすぎですが、まあ、気にならないのも確かです。透明タイプのリベットもあるので、接着面を銀色に塗っておいてから付けておくと、よりリアルなライトにすることも可能でしょう。
フェンダー前端。ここには予備キャタピラがモールドされていますが、これがちょっとゴツ過ぎる上に、キャタピラらしく見えません。最初はすっかり削り落としてしまおうかと思ったのですが、考え直して、極力キットパーツを生かす方向で行くことにしました。キャタピラ部分にあちこちからデザインナイフを入れて彫りを深くして、よりキャタピラらしく見えるように手を入れました。写真左が施工後、右側が施工前です。どんなモンでしょ??
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これで全てのパートの工作が完了しました。この後、全体を組み上げて、いよいよ塗装に突入です。はあ、やっとゴールが見えてきた…ような(笑)。
ヘッジホッグに追加工作を施します。
投射機のサイドには、庇みたいな出っ張りが付いているのですが、繊細なところに以ってきて、投射機のパーツの精度が甘いため、接着後の整形のとき、この庇がとにかく邪魔になります。まあ、本来なら注意しながら整形してやるのが一番なのですが、私は案の定(笑)気をつけたつもりがゴッッッソリと削り落としてしまったので(爆)、エヴァーグリーンのプラ材を使って、らしく作り直しました。
使用したのは0.5×0.5mmプラ角材。基部との若干のすり合わせが必要になりますが、サイズはこれがほぼピッタリです。同時に、切りすぎた軸部分も、1.2mmプラ棒を継ぎ足しています。復活した庇は、面倒でも、接着部分を丁寧に均しておきましょう。こういう部分は意外に目立つんですよね。
と言うことで、基部と合わせてみます。
基部前部のパーツ(パーツ71)は、投射機の前部下端に干渉する場合がある(下端がつっかかる)ので、可動にする場合は、様子を見ながら調整しておきましょう。
ホントは砲塔についても書きたかったのですが、デジカメがバッテリー切れを起こしてしまったので(笑)、今日はここまで。
箱絵や塗装説明を見る限り、ヘッジホッグは、車体背部をすっぽりと覆ってしまうような取り付け方になるみたいですが(ホントならちゃんと資料をあたったほうが断然良いです(笑))、では、キットを実際に組んでみるとどうなるか、と言うと↓↓↓。
…ん~~~、何か、もう一声足りない感じ??排気パイプ基部が見える位まで前進させた方がよさそうですね。と言うことで、早速とりかかりましょう。
で、手順としては。
まず、基部左右のパーツ(パーツ70、72)の前端部を、ざっくりと抉ってしまいます。目安としては、底面(フェンダーに接する部分)の先端。
最初に、写真左のようにデザインナイフでこのようにアタリを取っておいて、それを目安にナイフで抉って、あとは車体に接する部分を、ちゃんと合うように整えます(写真中、右)。確認しつつ、あらかた削り終えたら、基部はすっかり組み上げてしまいましょう。
投射機は、組説に従うなら、可動式となります。まあ、好みで固定しちまっても良いんですが、ここでは可動式に組みたいこともあり、塗装後に組み上げられるようにします。投射機の取り付けは、この基部をガバッと広げてやるのですが、取り付けが容易になるように、投射機の可動軸を、少々詰めておきます。
詰める幅は、左右ともに、大体元の軸の3/4位。上の写真は1/2で詰めてしまい、非常にユルユルな可動になってしまいました(涙)。後でどうにか対処法を考えないと。
閑話休題。組みあがったヘッジホッグをあわせてみましょう↓↓↓。
良い感じに納まったかな??基部前端は隙間がちょっと大きく出てしまったようなので、組んだら何かしらの処置が必要になるかも。
いくつか残作業が残ってますが、これで車体の工作はほぼ終わりとなります。完成も近くなってきました。これもズルズルと工作期間が長くなってしまったので、早いところ完成に持って行きたいですね。次回は砲塔に行きましょう。
前回で、おそらくこのキットの最大の懸念であった、フェンダーのリベット打ちにケリがついたので、ここらでフェンダー以外の部分の製作に移りましょう。ってなワケで、車体後部の製作に行きます。
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まずは排気マフラー関連。背部から長いパイプを介して、後ろのマフラーに排気を誘導するという変わった??構造です。肝心のマフラーがディティールが甘いので作り直したいところですが、このキットでは背中に背負うヘッジホッグで殆ど目立たなくなるため、ちょっと削ってメリハリを付ける程度に止めておきます。
マフラー本体は、さっさと車体に取り付けてしまいます。接着面に押し出しピンの跡があるので、念のため、接着面を軽く平らにしておくと良いでしょう。車体に取り付けたら、気になるところをデザインナイフでコリコリと削っていきます。
排気を誘導するパイプですが、上の写真のように、取り付け部分がちゃんとした円になってません。最初は形が歪んでるのかと思ったのですが、しかしこういう形のパイプ取り付け金具ってあるし、それにまあ、ここもヘッジホッグで目立たなくなるから、接着面を平らにしただけで、そのまま取り付けちゃってます(笑)。このパーツも、車体にとりつけてから、パーティングラインなどを綺麗に整えてやります。
両方のパイプを取り付けた状態。これら以外にも、取り付けられるパーツは全て取り付けてしまいます。
マチルダ・ヘッジホッグ最大の特徴であるヘッジホッグ(ロケット弾投射機)も組んでしまいましょう。まずは投射機本体から。
とにかくパーツ状態からして合いが悪いのが見て取れる(笑)と言うパーツなので、非常にやりにくいですが、可能な限りは接着面を整えてから組むことをお勧めします。あと、後部可動軸に押し出しピンの跡がありますが(上の右側の写真)、これはさすがに残しておくとみっともないので、難しかろーが何だろーが、ちゃんとケアしておくことをお勧めします。私はスキマ埋めともども、ウェーブの”黒い瞬着”で処理しました。
このキット、ヘッジホッグのスピゴット(ヘッジホッグの弾体はこう呼ばれてます)を一つ一つ別にするという、1/76と言うスケールにしては凝った作りをしていますが、そのためにパーティングラインの整形が非常にやり辛くなってます(爆)。まあ、ダイオラマにでもするのでない限り、スピゴットは投射機に固定してしまうのが一番ですね(笑)。と言うことで、スピゴットの後部(ここで接着する)と頭の部分(見えるところだけ)を整形して、接着してしまいます。スピゴット頭部の突起がランチャーから若干飛び出すので、これは接着剤が乾いてから、削ってしまいます。
とりあえず、今回はここまで。次回はヘッジホッグの取り付け基部に行きたいと思います。
実質2時間ほどで終わってしまいました(笑)。まあ、1回やってしまえば、後はすんなりと出来てしまうものなんですねえ。
1/76スケールで0.3mmのリベット頭と言うのは、ハッキリ言ってオーバースケールなのですが、でもまあ、このスケールも正確さよりは雰囲気を重視したほうが結果として良いでしょう。残作業がいくつか残ってますが、これで足回りの製作は殆ど完了したこととなります。次回はさらに厄介そうな車体後部の製作に行ってみようと考えてます。
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…で、フェンダーのリベット打ちですが。
結局は、ここで書いたように、ヒートペンを使ってリベットを打っていくことにしたのでした。リベット打ちのやり方については、専用ビットの取説に譲ります。悪しからず。
リベットに化けるのは、タミヤの0.3mmプラ板です。ビットに充填したプラを、フェンダーに打っていきます。こんな具合↓↓↓。
コツとしては、兎にも角にも”忍”の一言。こればかりは、手早く済まそうなどと考えないほうが上手く行きます。リベットの並びは目測でやってます。まあ、本当ならばちゃんとガイドをあてがってやった方がいいに決まってるのですが、このくらいのスケールなら…と言うか、ガイドをあてがうのが形状的にやりづらかったので。
不慣れなこともありますが、1時間かけて、やっとここまで打ちました(上端の白いポツポツ)。リベットを打ったら、不意に取れてしまわないように、上から流し込み接着剤(タミヤの緑蓋)をさっと塗っておきましょう。
しばらくはリベット打ちが続きます。やり方のコツが飲み込めてきたので、出来たら水曜までに終えられればと考えてます。
と言うことで、相変わらず側面フェンダーの…ってのも流石に飽きが来るので(笑)、気分転換に、ここらでキャタピラを片付けましょう。
キットのキャタピラは、古式ゆかしい、焼き止めするベルト式です。このキットのキャタピラは、材質はゴムみたいです。なので、素直に焼き止め(ヒートペン使用)をしたのですが、しかしこれが極めてやりにくかったりします。プルプルしてる素材な割に反発力??が強いのでテープで固定しようとしたのですが、テープの糊がほとんど効かないので固定が出来ないし、ヒートペンとの相性が悪かったのか、上手く焼き止めできませんでした。なので、短気起こして??仮止め程度に焼き止めしたところに、ホチキスで強引に固定してしまいました。
…むーーー、ホチキスがきれいに打てなかった(笑)。でもまあ、一応はしっかり固定できたみたいです。しかしこんな荒っぽい事が出来るのも、イギリス戦車特有の??サイドフェンダーのおかげだったりします(笑)。なんてったって、ホチキス部分はきれいに隠れてくれますので、こんな具合に↓↓↓。
まあ、ホチキスを持ち出さなくとも、キャタピラを直に輪に接着してしまうなどの方法があったかもしれませんが、このほうがキャタピラにキレイにテンションがかかってくれます。ま、結果オーライ、と言う事で(笑)。
次回は、いよいよサイドフェンダーへのリベット打ち…が出来たら良いなあ(爆)。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
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