藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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ブログの更新が滞ってますが、作業じたいはわずかでも進めています。
…と言うわけで、現在、とうとう研ぎ出しにかかっています。私は水性アクリル使いなのですが、水性アクリルのクリアーによる研ぎ出しと言うのは、検索をかけて調べてみた限りでは、殆ど行われていないみたいです。”殆ど”と書いているのは、まとめてしまうと、「水性アクリルでもやれないことはないけど、非常にやりにくい」と言う事みたいです。ようするに、ラッカー(油性アクリル)系やウレタンクリアーに比べると、どうしても塗膜の強度が落ちるので、そのぶん作業がやりにくい、と言うこと。まあ、やってやれないことでは無いみたいです。
と言う事で、”殆ど前人未踏の領域”である”水性アクリルのクリアーによる研ぎ出し”、行ってみます!!
…
……
………
と言っても、やることはラッカー系orウレタンの場合と変わりありません(爆)。と言っても、今まで研ぎ出しなんてやった事無いんですが(笑)。唯一の違いは、塗膜の強度。削りすぎてデカールにまでダメージを与えないように注意しながら…ということです。
…まあ何だ、よーするに、作業がじれったくなるのが避けられないから、誰も水性アクリルでやりたがらない、って事だな(笑)。
クリアーに使用したのは、ファレホの『グロスバーニッシュ』。
ファレホのバーニッシュは、エマルジョン系みたいな白く濁った液体ですが、これは乾燥前(固化前??)の樹脂分の色だと思います。このためか、ファレホのバーニッシュは、他の水性アクリルと比べると、塗膜の強度が若干上です。あと、乾燥しても変にべたつかないし、ちょっと厚吹きしても、素手でさわった所に指紋が付いたりとか言うこともありません。
で、これをファレホのエアブラシクリーナーで濃い目に溶いて、やはり厚めに吹いて、乾燥したらスポンジヤスリを使ってそーーーっと研いで、ある程度ヤスリをかけたらまたバーニッシュを同じように吹いて…と繰り返していきます。で、これを4回ほど繰り返して、どうなったかと言えば。
上の5葉の写真は、上記の作業を4回繰り返し、タミヤのコンパウンドを粗目→細目→仕上げの順で掛けていった状態です。まだ完全に平滑にはなっていませんが、これを以って、作業に注意していれば、水性アクリルでも充分に研ぎ出しは行えると結論します。
ある意味、この事が今回の最大の懸念事項だったのですが、難なくクリアできて良かったです。まだ全部の研ぎ出しが終わっていないのですが、これでほっと一息…
…つきたくてもつけられない気分です。ってのも、初めてというのも確かに有るんですが、あちこち失敗しちゃってるんですよね。
まずはここ。大きく凹んでいる部分が分かるでしょうか??これ、じつはヤスリの掛けすぎで下地が出てしまったところをタッチアップする際、マスキングテープを貼って養生して、それを剥がす際にデカールのフィルムも一緒に持っていかれてしまった傷なのです。それ以外にも、写真では良く分かりませんが、バーニッシュの吹き方が悪かったのか、塗膜の一部に細かいヒビが生じてしまいました。何とかリカバリーはしたいのですが、ひび割れが発生したことを考えると、これ以上バーニッシュをかけるのは危険と判断して、非常に悔しいのですが、この部分の研ぎ出しはこれまでとしました。因みに、ファレホのバーニッシュは、デカールを強烈に軟化させる効果があるみたいです。
あとはこれ。
バーニッシュをかける前、ちょっとの間放置していたのですが、何故かデカールにひび割れが生じてしまったと言うものです。ひび割れ以外にも、どこかにぶつけた覚えもないのに、デカールが欠けてしまった箇所がありました。これについては原因がハッキリ分からないのですが、恐らく、デカールの軟化剤が、デカール貼り前にかけたクリアーに影響を与えてしまったのかも知れません。まあ、なんにせよ、全てのデカールにこのようなひび割れが生じているわけではないのが救い。特に下地の露出も無いことですし、目立つ部分だけタッチアップしてやれば、後の研ぎ出しで分からなくなる…と良いんですけど(苦笑)。
まあ、初めてと言うのもあるし、最大の懸念が払拭されただけでも、今回は良しとしておきます。
悔しいのは確かだけど、失敗の教訓は、今後に生かしていくということで。
…と言うわけで、現在、とうとう研ぎ出しにかかっています。私は水性アクリル使いなのですが、水性アクリルのクリアーによる研ぎ出しと言うのは、検索をかけて調べてみた限りでは、殆ど行われていないみたいです。”殆ど”と書いているのは、まとめてしまうと、「水性アクリルでもやれないことはないけど、非常にやりにくい」と言う事みたいです。ようするに、ラッカー(油性アクリル)系やウレタンクリアーに比べると、どうしても塗膜の強度が落ちるので、そのぶん作業がやりにくい、と言うこと。まあ、やってやれないことでは無いみたいです。
と言う事で、”殆ど前人未踏の領域”である”水性アクリルのクリアーによる研ぎ出し”、行ってみます!!
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……
………
と言っても、やることはラッカー系orウレタンの場合と変わりありません(爆)。と言っても、今まで研ぎ出しなんてやった事無いんですが(笑)。唯一の違いは、塗膜の強度。削りすぎてデカールにまでダメージを与えないように注意しながら…ということです。
…まあ何だ、よーするに、作業がじれったくなるのが避けられないから、誰も水性アクリルでやりたがらない、って事だな(笑)。
クリアーに使用したのは、ファレホの『グロスバーニッシュ』。
ファレホのバーニッシュは、エマルジョン系みたいな白く濁った液体ですが、これは乾燥前(固化前??)の樹脂分の色だと思います。このためか、ファレホのバーニッシュは、他の水性アクリルと比べると、塗膜の強度が若干上です。あと、乾燥しても変にべたつかないし、ちょっと厚吹きしても、素手でさわった所に指紋が付いたりとか言うこともありません。
で、これをファレホのエアブラシクリーナーで濃い目に溶いて、やはり厚めに吹いて、乾燥したらスポンジヤスリを使ってそーーーっと研いで、ある程度ヤスリをかけたらまたバーニッシュを同じように吹いて…と繰り返していきます。で、これを4回ほど繰り返して、どうなったかと言えば。
上の5葉の写真は、上記の作業を4回繰り返し、タミヤのコンパウンドを粗目→細目→仕上げの順で掛けていった状態です。まだ完全に平滑にはなっていませんが、これを以って、作業に注意していれば、水性アクリルでも充分に研ぎ出しは行えると結論します。
ある意味、この事が今回の最大の懸念事項だったのですが、難なくクリアできて良かったです。まだ全部の研ぎ出しが終わっていないのですが、これでほっと一息…
…つきたくてもつけられない気分です。ってのも、初めてというのも確かに有るんですが、あちこち失敗しちゃってるんですよね。
まずはここ。大きく凹んでいる部分が分かるでしょうか??これ、じつはヤスリの掛けすぎで下地が出てしまったところをタッチアップする際、マスキングテープを貼って養生して、それを剥がす際にデカールのフィルムも一緒に持っていかれてしまった傷なのです。それ以外にも、写真では良く分かりませんが、バーニッシュの吹き方が悪かったのか、塗膜の一部に細かいヒビが生じてしまいました。何とかリカバリーはしたいのですが、ひび割れが発生したことを考えると、これ以上バーニッシュをかけるのは危険と判断して、非常に悔しいのですが、この部分の研ぎ出しはこれまでとしました。因みに、ファレホのバーニッシュは、デカールを強烈に軟化させる効果があるみたいです。
あとはこれ。
バーニッシュをかける前、ちょっとの間放置していたのですが、何故かデカールにひび割れが生じてしまったと言うものです。ひび割れ以外にも、どこかにぶつけた覚えもないのに、デカールが欠けてしまった箇所がありました。これについては原因がハッキリ分からないのですが、恐らく、デカールの軟化剤が、デカール貼り前にかけたクリアーに影響を与えてしまったのかも知れません。まあ、なんにせよ、全てのデカールにこのようなひび割れが生じているわけではないのが救い。特に下地の露出も無いことですし、目立つ部分だけタッチアップしてやれば、後の研ぎ出しで分からなくなる…と良いんですけど(苦笑)。
まあ、初めてと言うのもあるし、最大の懸念が払拭されただけでも、今回は良しとしておきます。
悔しいのは確かだけど、失敗の教訓は、今後に生かしていくということで。
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管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
HP:
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
* * * * * *
◎メールを送る←クリックすると藤埼宛メールを送れます。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
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