藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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…えー、すみません、何かいきなり最終回です(爆)。イヤ、塗装に取り掛かったら一気にデカール貼りやら最終組み立てやら進んじゃって。
* * * * * *
と言う事で、経過写真も撮ってないので、文章で説明していきます。
まずは下地にファレホのグレープライマーを吹きました。最初は銀塗装と言う事で、ブラックプライマーを使おうかと思ったのですが、カ号はそこまで重量感ある航空機ではないので、普通にグレーを吹きました。
プライマーを吹いた後は、全体に銀を吹いていきます。最初は、ファレホ・モデルエアーで塗装しようかとおもったのですが、ちょっと試しに、タクミというメーカの”AMCスーパーミラーⅡ”を使ってみました。
この塗料はアルコール系の塗料で、希釈や器具の洗浄に、薬局で売ってる精製水やアルコールが使用できます。洗浄だけなら普通の水でもOK。とかく水性塗料と言うのはメタリック系のバリエーションと質感が弱いのが弱点ですが(最近はかなり改善されてきてはいるみたいですけど)、このAMCスーパーミラーⅡはその弱点を補って余りある塗料です。粒子が非常に細かいのでとにかく綺麗な銀塗装が簡単に出来ます。希釈も要らずにそのままハンドピースで吹けてしまいますし(口径0.2mmのハンドピースでも目詰まり一切なし)、器具の手入れも非常に楽です。
専用の薄め液もありますが、洗浄ならば水、消毒用アルコールでもOKです(※希釈もこれでOKですが、希釈する場合は、念のためメーカ推奨の精製水か無水エタノール使用したほうが良いでしょう)。他の塗料に比べると割高感はありますが、これとほぼ同じ価格のアルクラッドのほぼ倍近い容量なので、費用対効果は良いほうでしょう。また、メーカのサイトにもありますが、下地への追従性が極めて良好なので、ポリパーツへも下地処理なしでそのまま塗装できてしまいます。まあ、ポリパーツへの直接塗装なんて局面は滅多に無いと思いますが(笑)。
閑話休題。プライマーを吹いた後に、AMCスーパーミラーⅡを全体に吹いていきます。ここで注意ですが、銀塗装する前は、念入りに下地をチェックして、塗装面を平滑にしておきましょう。プライマーを吹いた後も、出来れば全体を軽く研ぎだして滑らかにしておくことが肝心です(ファレホは吹きっぱなしでも塗膜はかなり滑らかにはなりますが)。特にスーパーミラーⅡは下地への追従性が良すぎるので、見逃したほんの小さな傷や巻き込んだ小さな埃も、くっきりと浮き上がってしまいます。プライマー吹きが不十分だと、パーツにウェルドラインが有る場合、そんな傷すらもくっきりと…。今回のカ号は下地作りが不十分でした(笑)。スーパーミラーを吹いた後、主脚や後脚のタイヤ接続部分やホイール、ローターやプロペラ基部、ピトー管に、ファレホの『オイリースチール』を筆塗りします。これらが乾燥したら、全体をファレホの『グロスバーニッシュ』でコートします。
細部の塗装は、タイヤのゴム部分は、クレオス・水性ホビーカラーの『タイヤブラック』を筆塗りして、その後にファレホ・パンツァーエース『ライトラバー』をドライブラシします。コクピットの計器盤は、全体をタミヤ『セミグロスブラック』を吹いたあと、メータ部分の窪みに専用シンナーで薄く溶いたファレホの『ホワイトグレー』を流し込みます。座席はファレホ『シルバー』筆塗り。操縦桿は、組説ではシルバー一色の指定ですが、流石にそれでは味気なさすぎなので、シルバーを塗った後、握り部分を黒、根元のカバーにクレオスの『セールカラー』を塗っています。
計器盤はこんな感じ。このキット、計器盤のデカールが用意されていないのが難点ですが、まあ、これだけでもそれらしく仕上がります。流石にこのスケールでメータの針とか描き込む気になれん(笑)。
コートが乾いたら所定のところにデカールを貼って、コクピット内部を組み立てて(計器盤の接着は機体を組んだ後だと非常にやりにくいので、先に取り付ける事をお勧めします)、風防をピットマルチ(参照)で接着して、
…写真がちょっと暗すぎるな。
* * * * * *
闇鍋久々の完成品となりましたが、なんだか「完成した」と言う安堵感よりも「ああしときゃ良かった、こうしときゃ良かった」と言う反省点やら粗が目立つ作品となりました。飛行機も最近はあれこれ興味が沸いてきて色々とストックしてたりするので、まあ、これにめげずに、次はより良い完成品を目指して精進することとしましょう。
さて、次にブログで作る飛行機は何にしようかな、と…。
* * * * * *
と言う事で、経過写真も撮ってないので、文章で説明していきます。
まずは下地にファレホのグレープライマーを吹きました。最初は銀塗装と言う事で、ブラックプライマーを使おうかと思ったのですが、カ号はそこまで重量感ある航空機ではないので、普通にグレーを吹きました。
プライマーを吹いた後は、全体に銀を吹いていきます。最初は、ファレホ・モデルエアーで塗装しようかとおもったのですが、ちょっと試しに、タクミというメーカの”AMCスーパーミラーⅡ”を使ってみました。
この塗料はアルコール系の塗料で、希釈や器具の洗浄に、薬局で売ってる精製水やアルコールが使用できます。洗浄だけなら普通の水でもOK。とかく水性塗料と言うのはメタリック系のバリエーションと質感が弱いのが弱点ですが(最近はかなり改善されてきてはいるみたいですけど)、このAMCスーパーミラーⅡはその弱点を補って余りある塗料です。粒子が非常に細かいのでとにかく綺麗な銀塗装が簡単に出来ます。希釈も要らずにそのままハンドピースで吹けてしまいますし(口径0.2mmのハンドピースでも目詰まり一切なし)、器具の手入れも非常に楽です。
専用の薄め液もありますが、洗浄ならば水、消毒用アルコールでもOKです(※希釈もこれでOKですが、希釈する場合は、念のためメーカ推奨の精製水か無水エタノール使用したほうが良いでしょう)。他の塗料に比べると割高感はありますが、これとほぼ同じ価格のアルクラッドのほぼ倍近い容量なので、費用対効果は良いほうでしょう。また、メーカのサイトにもありますが、下地への追従性が極めて良好なので、ポリパーツへも下地処理なしでそのまま塗装できてしまいます。まあ、ポリパーツへの直接塗装なんて局面は滅多に無いと思いますが(笑)。
閑話休題。プライマーを吹いた後に、AMCスーパーミラーⅡを全体に吹いていきます。ここで注意ですが、銀塗装する前は、念入りに下地をチェックして、塗装面を平滑にしておきましょう。プライマーを吹いた後も、出来れば全体を軽く研ぎだして滑らかにしておくことが肝心です(ファレホは吹きっぱなしでも塗膜はかなり滑らかにはなりますが)。特にスーパーミラーⅡは下地への追従性が良すぎるので、見逃したほんの小さな傷や巻き込んだ小さな埃も、くっきりと浮き上がってしまいます。プライマー吹きが不十分だと、パーツにウェルドラインが有る場合、そんな傷すらもくっきりと…。今回のカ号は下地作りが不十分でした(笑)。スーパーミラーを吹いた後、主脚や後脚のタイヤ接続部分やホイール、ローターやプロペラ基部、ピトー管に、ファレホの『オイリースチール』を筆塗りします。これらが乾燥したら、全体をファレホの『グロスバーニッシュ』でコートします。
細部の塗装は、タイヤのゴム部分は、クレオス・水性ホビーカラーの『タイヤブラック』を筆塗りして、その後にファレホ・パンツァーエース『ライトラバー』をドライブラシします。コクピットの計器盤は、全体をタミヤ『セミグロスブラック』を吹いたあと、メータ部分の窪みに専用シンナーで薄く溶いたファレホの『ホワイトグレー』を流し込みます。座席はファレホ『シルバー』筆塗り。操縦桿は、組説ではシルバー一色の指定ですが、流石にそれでは味気なさすぎなので、シルバーを塗った後、握り部分を黒、根元のカバーにクレオスの『セールカラー』を塗っています。
計器盤はこんな感じ。このキット、計器盤のデカールが用意されていないのが難点ですが、まあ、これだけでもそれらしく仕上がります。流石にこのスケールでメータの針とか描き込む気になれん(笑)。
コートが乾いたら所定のところにデカールを貼って、コクピット内部を組み立てて(計器盤の接着は機体を組んだ後だと非常にやりにくいので、先に取り付ける事をお勧めします)、風防をピットマルチ(参照)で接着して、
カ号観測機、晴れてというかようやく(笑)完成です!!
…写真がちょっと暗すぎるな。
* * * * * *
闇鍋久々の完成品となりましたが、なんだか「完成した」と言う安堵感よりも「ああしときゃ良かった、こうしときゃ良かった」と言う反省点やら粗が目立つ作品となりました。飛行機も最近はあれこれ興味が沸いてきて色々とストックしてたりするので、まあ、これにめげずに、次はより良い完成品を目指して精進することとしましょう。
さて、次にブログで作る飛行機は何にしようかな、と…。
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管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
HP:
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
* * * * * *
◎メールを送る←クリックすると藤埼宛メールを送れます。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
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