藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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早速製作に入ってしまいます(笑)。まずは車体から行きましょう。

これが車体(シャーシ)を構成するパーツです。キットでは足周りを作ってから車体の製作へと進むようになっていますが、御覧の通りの箱組み方式なので、順番を無視して進めます。
どのパーツもそうですが、バリは少ないものの、パーティングラインが結構ごつくなっています。これが接着面に来るパーツもあるので、接着前にしっかり整形しておきましょう↓↓↓。

車体上面パーツの裏ッ側。赤く示した部分に、足周りの基部パーツの上部がつくため、ここの幅がシャーシの幅となります↓↓↓。

箱組み式のキモは、とにかく歪みなく組めるかにかかってきますが、このキット、上部の図示した幅とシャーシ下部の幅が微妙に合いません。下部のほうが若干狭くなっていますが、この程度の差でも、組み上がると歪んでしまうので、シャーシ下部のパーツを幅増しします↓↓↓。車体前部も幅が狭いので、同じようにプラ板を貼っておきます。


接着剤が乾いたら、余分をトリミングして、少しづつヤスっちゃ合わせ、少しづつヤスっちゃ合わせ…を歪みが目立たなくなるまで繰り返します。

車体前面にある線状のディティールを目安にして歪みをチェックします。とにかく基礎の工作力が問われる作業なうえ、1発で決まるような工作ではないので、腰を据えて丁寧に進めて行きます。一応Upはしましたが、まだ調整は終わっていません。まだまだ車体の工作は続きます。
これが車体(シャーシ)を構成するパーツです。キットでは足周りを作ってから車体の製作へと進むようになっていますが、御覧の通りの箱組み方式なので、順番を無視して進めます。
どのパーツもそうですが、バリは少ないものの、パーティングラインが結構ごつくなっています。これが接着面に来るパーツもあるので、接着前にしっかり整形しておきましょう↓↓↓。
車体上面パーツの裏ッ側。赤く示した部分に、足周りの基部パーツの上部がつくため、ここの幅がシャーシの幅となります↓↓↓。
箱組み式のキモは、とにかく歪みなく組めるかにかかってきますが、このキット、上部の図示した幅とシャーシ下部の幅が微妙に合いません。下部のほうが若干狭くなっていますが、この程度の差でも、組み上がると歪んでしまうので、シャーシ下部のパーツを幅増しします↓↓↓。車体前部も幅が狭いので、同じようにプラ板を貼っておきます。
接着剤が乾いたら、余分をトリミングして、少しづつヤスっちゃ合わせ、少しづつヤスっちゃ合わせ…を歪みが目立たなくなるまで繰り返します。
車体前面にある線状のディティールを目安にして歪みをチェックします。とにかく基礎の工作力が問われる作業なうえ、1発で決まるような工作ではないので、腰を据えて丁寧に進めて行きます。一応Upはしましたが、まだ調整は終わっていません。まだまだ車体の工作は続きます。
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この2~3日は、メールフォームの設置やアーカイヴスの模様替えにかかりっきりだったので、模型に全く触れませんでしたが、それらもようやくカタがついたので、模型制作再開です。
で。
『ベルゲティーガー』に続く戦車ネタの第2弾は、やはりどっか変化球(笑)なネタが来るワケでして。作る人がかな~~~り限定されるであろう、イギリス陸軍からコイツが来る、と。
去年の幕張ホビーショーのクレオス(エアフィックスの日本代理店)のブースで見て、ま、気に入っちゃったのがそもそものキッカケです。
まあ、それはさておき(さておいて良いものなのか(爆))、ベルゲの最初の方でも書きましたが、私が戦車を作る目的と言うのは、とにかく塗装を鍛えるためであります。まずは3色迷彩を課題に課していたので、ドイツ戦車を作りましたが、迷彩のほうも、師匠に一応の合格を貰えたようなので、”単色塗装”を次なる課題に据えたのですが、ドイツ3色迷彩→パンツァーグレーorドゥンケルゲルブ、と言う流れは面白くなかった(個人的に)ので、積んでる中からソ連戦車かコイツか、の2択だったのですが、より作る人の少ない(一言余計だ)コイツを選択した、という事。

最近出たエアフィックスの赤箱は、あちこちから比較的出来が良いアイテムが多い、という声が聞こえてきます。このマチルダHH(以下、こう記述します)については、パーツ数を抑えるためか、あちこちが一体化されています。まあ、それは良いのですが、やはりドラゴンと比べてしまうと、甘さが目立つと言うか。バリは殆ど無いものの、ヒケがかなり厄介な所に見られるので、まずはそれの対処をしっかりやらなければなりませんね。




他、主砲や細部の表現なども厄介な所ですが、まあ、全く使えない、とまでは行かないようなので、これらも丁寧に対処してやれば、スケールがスケールなので、そこそこ見映えはするのではないかな、と思います。

このキット最大の目玉が、↑↑↑の枠のヘッジホッグ(ロケット弾ランチャー)です。まあ、オーソドックスな分割でディティールもそこそこ。キットでは可動式に組ませるようになっています。
キットをざっと紹介してみましたが、ヒケの他にも、車体は箱組み方式なので、結構、工作力を問われる内容ではないかと思います。塗装は、とにかく単調な塗り方をしない、の一言ですね。まあ、”戦車の資料は一切持ってない”ので、これと言った大きな工作は出来ませんから、とにかく丁寧に製作する、の一言ですね。余力が有るようならば、イメージアップ程度に、若干手を加えるかもしれません。
という事で、以後よろしく。
で。
『ベルゲティーガー』に続く戦車ネタの第2弾は、やはりどっか変化球(笑)なネタが来るワケでして。作る人がかな~~~り限定されるであろう、イギリス陸軍からコイツが来る、と。
去年の幕張ホビーショーのクレオス(エアフィックスの日本代理店)のブースで見て、ま、気に入っちゃったのがそもそものキッカケです。
まあ、それはさておき(さておいて良いものなのか(爆))、ベルゲの最初の方でも書きましたが、私が戦車を作る目的と言うのは、とにかく塗装を鍛えるためであります。まずは3色迷彩を課題に課していたので、ドイツ戦車を作りましたが、迷彩のほうも、師匠に一応の合格を貰えたようなので、”単色塗装”を次なる課題に据えたのですが、ドイツ3色迷彩→パンツァーグレーorドゥンケルゲルブ、と言う流れは面白くなかった(個人的に)ので、積んでる中からソ連戦車かコイツか、の2択だったのですが、より作る人の少ない(一言余計だ)コイツを選択した、という事。
最近出たエアフィックスの赤箱は、あちこちから比較的出来が良いアイテムが多い、という声が聞こえてきます。このマチルダHH(以下、こう記述します)については、パーツ数を抑えるためか、あちこちが一体化されています。まあ、それは良いのですが、やはりドラゴンと比べてしまうと、甘さが目立つと言うか。バリは殆ど無いものの、ヒケがかなり厄介な所に見られるので、まずはそれの対処をしっかりやらなければなりませんね。
他、主砲や細部の表現なども厄介な所ですが、まあ、全く使えない、とまでは行かないようなので、これらも丁寧に対処してやれば、スケールがスケールなので、そこそこ見映えはするのではないかな、と思います。
このキット最大の目玉が、↑↑↑の枠のヘッジホッグ(ロケット弾ランチャー)です。まあ、オーソドックスな分割でディティールもそこそこ。キットでは可動式に組ませるようになっています。
キットをざっと紹介してみましたが、ヒケの他にも、車体は箱組み方式なので、結構、工作力を問われる内容ではないかと思います。塗装は、とにかく単調な塗り方をしない、の一言ですね。まあ、”戦車の資料は一切持ってない”ので、これと言った大きな工作は出来ませんから、とにかく丁寧に製作する、の一言ですね。余力が有るようならば、イメージアップ程度に、若干手を加えるかもしれません。
という事で、以後よろしく。
今回は落穂拾い。今までで説明しそこねた??ところをまとめて説明します。
* * * * * *
まずは足首のフィン↓↓↓。

足首を接着するとき、整形に都合が良いために、モールドしてあったフィンを切り取りましたが、これをプラ板で作り直します。使ったのは、エヴァーグリーンの1.5mm×4.8mmプラ帯材。適当な長さに切った(取り付け部の深さより長く切り出す)帯材を接着してトリミングして、先細りに削りこみます。意外に均一に削れないので、時々削れ具合をチェックして、均一に削ること。特に端っこの削り方が甘くなりやすいです。
胸部のミサイルベイ↓↓↓。



このキットは、閉状態と開状態の差し替え式となっています。ストレスなく抜き差しできるように、ジョイント部分を慎重に削っておきます。あと、開状態のハッチは、根元を出来る限り掘りこんでおいて、可動部分である事を強調しておきます。ホントはハッチを作り直せれば良いんでしょうけど、今回はそこまでは求めません。
膝のポリパーツ↓↓↓。

片方をこのように切り欠いておいて、後ハメできるようにしておきます。このはめ込みは脛側として、切り欠いていないほうは、腿のほうに取り付けます。
主要な工作は以上です。しばらくは下地作りが続きます。
記憶の風に、震える心。
* * * * * *
まずは足首のフィン↓↓↓。
足首を接着するとき、整形に都合が良いために、モールドしてあったフィンを切り取りましたが、これをプラ板で作り直します。使ったのは、エヴァーグリーンの1.5mm×4.8mmプラ帯材。適当な長さに切った(取り付け部の深さより長く切り出す)帯材を接着してトリミングして、先細りに削りこみます。意外に均一に削れないので、時々削れ具合をチェックして、均一に削ること。特に端っこの削り方が甘くなりやすいです。
胸部のミサイルベイ↓↓↓。
このキットは、閉状態と開状態の差し替え式となっています。ストレスなく抜き差しできるように、ジョイント部分を慎重に削っておきます。あと、開状態のハッチは、根元を出来る限り掘りこんでおいて、可動部分である事を強調しておきます。ホントはハッチを作り直せれば良いんでしょうけど、今回はそこまでは求めません。
膝のポリパーツ↓↓↓。
片方をこのように切り欠いておいて、後ハメできるようにしておきます。このはめ込みは脛側として、切り欠いていないほうは、腿のほうに取り付けます。
主要な工作は以上です。しばらくは下地作りが続きます。
記憶の風に、震える心。
カウルの削り込みも一段落ついたので、機体の消えたスジ彫りの掘りなおしなどの整形をやってしまいます。

使ったのは、上記写真の右側に写ってるもの。下から曲刃のデザインナイフ、クレオスのラインチゼル(0.1mm刃)、目立てヤスリ。これ以外に、普通の刃(直刃)を付けたデザインナイフも使います。
パーツを貼り付けて、合わせ目消しをした際に削れてなくなってしまったスジ彫りの復活ですが、まず、指示彫りを入れるところに直刃のデザインナイフでスジを付けて、そのスジをラインチゼルでなぞっていきます。最初のスジさえしっかりしていれば、フリーハンドでもラインチゼルできれいなスジを入れる事が出来ます。
カウルには、丁度、パーツの接合面にぐるっとスジ彫りが入るので、このスジを入れます。やり方は上記のスジ彫りの復活と同じですが、ここでは、ラインチゼルの代わりに目立てヤスリを使います。なぜ目立てヤスリか、と言うのは、この辺りはパテなどを使っているので、パテをはがさずにスジを入れる必要があるからです↓↓↓。

写真ではちょっと分かりづらいですが、0.5mmプラ板の部分、機体寄りのところに掘りこんだスジが映っているのがお分かりでしょうか??目立てヤスリでスジを入れるときは、削りすぎてスジが太くならないように注意してください。
羽布張りになっている機体後部は、合わせ目付近が抜きの関係で羽布の表現が弱いので、曲刃のデザインナイフを使って、合わせ目処理と一緒に、羽布の表現をハッキリとさせます↓↓↓。

この写真も分かりづらいな(笑)。
ここらへんでローターも形にしてしまいましょう。

着地しているヘリコプターを見ると良く分かりますが、停止状態のローターは、重力に引かれて下方に垂れ下がっています。キットの組説にも「停止状態のローターは下方に垂れ下がっているので、指でしごいて反らしてやると実感がでます」と書いてあるので、やってみようと指でしごいてみたらですね↓↓↓。

…ローターを横断する白い筋。これは”ウェルド”と呼ばれる傷ですね。曲げたとたんに現れて、案の定、この線のところで”への字”になってしまいました。やり方を変えて、ドライヤーで熱して反りを付けようとしましたが、やはりウェルド部分で”への字”になってしまう、と。なので、垂れ下がりはオミットしてしまいます(泣)。
使ったのは、上記写真の右側に写ってるもの。下から曲刃のデザインナイフ、クレオスのラインチゼル(0.1mm刃)、目立てヤスリ。これ以外に、普通の刃(直刃)を付けたデザインナイフも使います。
パーツを貼り付けて、合わせ目消しをした際に削れてなくなってしまったスジ彫りの復活ですが、まず、指示彫りを入れるところに直刃のデザインナイフでスジを付けて、そのスジをラインチゼルでなぞっていきます。最初のスジさえしっかりしていれば、フリーハンドでもラインチゼルできれいなスジを入れる事が出来ます。
カウルには、丁度、パーツの接合面にぐるっとスジ彫りが入るので、このスジを入れます。やり方は上記のスジ彫りの復活と同じですが、ここでは、ラインチゼルの代わりに目立てヤスリを使います。なぜ目立てヤスリか、と言うのは、この辺りはパテなどを使っているので、パテをはがさずにスジを入れる必要があるからです↓↓↓。
写真ではちょっと分かりづらいですが、0.5mmプラ板の部分、機体寄りのところに掘りこんだスジが映っているのがお分かりでしょうか??目立てヤスリでスジを入れるときは、削りすぎてスジが太くならないように注意してください。
羽布張りになっている機体後部は、合わせ目付近が抜きの関係で羽布の表現が弱いので、曲刃のデザインナイフを使って、合わせ目処理と一緒に、羽布の表現をハッキリとさせます↓↓↓。
この写真も分かりづらいな(笑)。
ここらへんでローターも形にしてしまいましょう。
着地しているヘリコプターを見ると良く分かりますが、停止状態のローターは、重力に引かれて下方に垂れ下がっています。キットの組説にも「停止状態のローターは下方に垂れ下がっているので、指でしごいて反らしてやると実感がでます」と書いてあるので、やってみようと指でしごいてみたらですね↓↓↓。
…ローターを横断する白い筋。これは”ウェルド”と呼ばれる傷ですね。曲げたとたんに現れて、案の定、この線のところで”への字”になってしまいました。やり方を変えて、ドライヤーで熱して反りを付けようとしましたが、やはりウェルド部分で”への字”になってしまう、と。なので、垂れ下がりはオミットしてしまいます(泣)。
武器の工作に入ります。と言っても、やることは大してありません。唯一、”ガンダムハンマーを持たせる”と言うのがありますが、これも他所から持ってくるだけ。
まずはライフル。

グリップ付近に肉抜き穴と思しき凹があるので、プラ板を突っ込んで平らにしてから、左右を合わせます。合わせ目が結構目立つので、パテ盛りしてから合わせ目を消しましたが、元のラインをよく確認しないでパテを盛ったしまったため、一部、ラインがおかしくなってしまいました。トホホ…。
ビームサーベル。

ケガ防止のため、丸まってる先端を削って尖らせるだけです。形が歪まないよう、ビーム刃のアウトラインが変にならないように削っていきます。
シールド。

特にやる事はありません。グリップ部のパーティングラインと、シールド裏の押し出しピンを均しておくくらい。
最後はガンダムハンマーです。
最近ではガンダムハンマーが見直されているようですが、それも∀あったればこそだと思います。まあ、それはさておき、残念ながら??キットにはハンマーが付いていませんが、今回は、ガンダムVer.G30に付属のガンダムハンマーを持たせます。御存知のかたもいると思いますが、都内某所の模型店では、ガンプラのパーツ売り(腕、脚などの単位で)をしているのですが、事前に、そこでVer.G30の武器を調達していたのでした。3つも(爆)。それがこれ↓↓↓。劇中では、両手にハンマーを持って闘ったこともありましたが、一つだけ持たせます。

んーーー、ハンマー2つ持ちは、HGCC(※正暦:Correct Century)∀ガンダムが出た時の楽しみに取っておきます(笑)。セットになってるシールドやらサーベルは、おいおい使いでがあるでしょうから、大事に取っておきます(笑)。
で、ハンマーですが。

まあ、これも、特に何もすることはありません。ボール部分のパーツ接合部をキレイに整形しておくことと、別パーツになっているトゲのゲート処理を丁寧にやっておく位。
これで全てのものが形になりました。あとは塗装に向けての、合わせ目消しやらヒケの修正などの下地作りです。
風は大地から離れた。
まずはライフル。
グリップ付近に肉抜き穴と思しき凹があるので、プラ板を突っ込んで平らにしてから、左右を合わせます。合わせ目が結構目立つので、パテ盛りしてから合わせ目を消しましたが、元のラインをよく確認しないでパテを盛ったしまったため、一部、ラインがおかしくなってしまいました。トホホ…。
ビームサーベル。
ケガ防止のため、丸まってる先端を削って尖らせるだけです。形が歪まないよう、ビーム刃のアウトラインが変にならないように削っていきます。
シールド。
特にやる事はありません。グリップ部のパーティングラインと、シールド裏の押し出しピンを均しておくくらい。
最後はガンダムハンマーです。
最近ではガンダムハンマーが見直されているようですが、それも∀あったればこそだと思います。まあ、それはさておき、残念ながら??キットにはハンマーが付いていませんが、今回は、ガンダムVer.G30に付属のガンダムハンマーを持たせます。御存知のかたもいると思いますが、都内某所の模型店では、ガンプラのパーツ売り(腕、脚などの単位で)をしているのですが、事前に、そこでVer.G30の武器を調達していたのでした。3つも(爆)。それがこれ↓↓↓。劇中では、両手にハンマーを持って闘ったこともありましたが、一つだけ持たせます。
んーーー、ハンマー2つ持ちは、HGCC(※正暦:Correct Century)∀ガンダムが出た時の楽しみに取っておきます(笑)。セットになってるシールドやらサーベルは、おいおい使いでがあるでしょうから、大事に取っておきます(笑)。
で、ハンマーですが。
まあ、これも、特に何もすることはありません。ボール部分のパーツ接合部をキレイに整形しておくことと、別パーツになっているトゲのゲート処理を丁寧にやっておく位。
これで全てのものが形になりました。あとは塗装に向けての、合わせ目消しやらヒケの修正などの下地作りです。
風は大地から離れた。
さて、支柱の工作も終わった事ですし(ヤブヘビでしたが(笑))、艦橋の改修を行っていきましょう。まずは見張り所の増設から。
因みに、今回、資料は
- 艦船模型スペシャルNo.15 特集 戦艦 金剛型 金剛 比叡 榛名 霧島(モデルアート)
- 艦船模型スペシャルExtra02 ウォーターラインモデリングガイドブック【日本海軍 戦艦編】(モデルアート)
それに、1/700と言うスケールでは、得た情報を盛り込める量なんてのはたかが知れているので、ハッキリ言って、資料を数持っててもしゃーないと思います。あれもこれも…となると、これは個人の主観ですが、ハッキリ言って”うるさい作品”になるだけだと思います。まあ、実物と言う”正解”があるとは言え、どれを盛り込むか、取捨選択のセンスと工作力が大事と言うか。
* * * * * *
前置きはさておいて、早速見張り所を作っていきましょう。モノは小さいですが、工作の難易度としては低めです。
まずは簡単に図を書いて、どういう風に作るかをまとめます。
予め見張り所を付けるところを採寸しておいて、資料を参照しながら、各部の寸法を検討します。因みに、私の書く図、なんてのは大体こんなモンです(別に製作手順(どうやって作るか)をまとめたメモランダムを書く場合もあります)。また、寸法を書き込んではいますが、これも大体の場合は目安程度のものです。今回も、図に書き込んだ寸法の通りになっていないところがあったりします。
図が出来たら、いよいよ製作開始。まずは、エヴァーグリーンの1.5mm×4.8mmプラ角棒から、見張り所の基礎となる、1.5mm×4mm×2mmのブロックを切り出します↓↓↓。
こいういう小物の製作で最も大事、かつ難しいポイントなのですが、各部の面、辺、角度はしっかり出しておくこと。これらの精度は、この段階でしか出せません。
ブロックが出来たら、窓枠をつけていきます。これは艦橋パーツでやった事と同じです(こちらを参照)↓↓↓。
ブロックの下方にホビーベースの0.14mm×1mmのプラ帯材を貼り、その上に、チョッパーで千切りにした0.14mmプラ線を等間隔になるように貼って行きます。窓の付かない後部には、一面に0.14mmプラ板を貼っておきます。ブロックより大きめのプラ板を貼っておいて、接着剤が乾いたら、窓枠のプラ線と一緒に、余分をトリミングします。トリミングが終わったら、天井になる部分に0.25mmプラ板を貼って、これも接着剤が乾いたら余分をトリミングします。
ちょっ見づらいですが、完成した見張り所がこれです↓↓↓。
出来たのを、早速艦橋パーツに接着します↓↓↓。
所々隙間などが生じてしまいましたが、これは後で修正します。屋根と前端も、ちょっと角張りすぎていますが、ここも、あとで角を少し落としておきます。
更に、艦橋パーツを仮組みしてみましょう↓↓↓。
現時点でも、違和感なく収まってるようです。さらに工作は続きます。次回は遮風装置を作っていきましょう。
…えー、その8で「支柱はとりあえず措いておく事にして」なんて事書きましたが、何と言うか、後で直すとは言ってみても、しかしこれをほかって置くのも気持ちが落ち着かないと言うか仕事中もオチオチ寝てらんないと言うか(←冗談)、やっぱりさっさと直しちまう事にします(笑)。
* * * * * *
と、その前に、前回書いた、”穴開けをしくじったときの対処法”の補足。
穴塞ぎに使うプラ棒は、端っこを平らに削ってから接着します。削った面は、そのフロアの床面とツライチになるように合わせます↓↓↓。

手間はかかりますが、平らにして床面を合わせておけば、後の修正作業がグンと楽になりますよん♪
* * * * * *
では修正作業に入りましょう。
まずは瞬間接着剤で一番上とその直ぐ下以外の各フロアを仮組みしてしまいます。何で上から2つのフロアを付けないかと言うと、主柱と支柱の交点が、ちょうどこのあたりに来て、この交点付近は、ちょうど2番目のフロアにある構造物に隠れるような形になるからです。あと、言わずもがなですが、使う瞬着の量は、後で分解できるように、少量に留めておくように!!
閑話休題、仮組みしたら、上の穴から針ヤスリを通して、徐々に傾けながら、穴を拡張していきます↓↓↓。

使っている瞬着の量が少ないため、あまり雑に作業すると、ポロリと取れてしまうので、じれったいですが、作業はゆっくり行いましょう。削るときのコツとしては、いっぺんに全フロアを削ろうとしないで、まずは上2つのフロアからゆっくり傾けていって、ある程度削ったら下のフロアも削るようにして…と言う具合に作業すると、上手く行きます。とりあえず、下まで削って、ある程度の傾斜がついたら、全体を削って、傾斜を決めてしまいます↓↓↓。

書き忘れてましたが、この作業は左右同時に行うようにすると、左右の支柱の傾斜を合わせ易くなります。まあ、それ以外にも、途中で真鍮線を差し込んで、傾斜の度合いを確認するのはもちろんですけど↓↓↓。

という事で、削り終わりはこんな具合になりました↓↓↓。

上から見てみます。

穴が斜めになっていますが、これはもちろん修正します。こんな具合です↓↓↓。

下半分のフロアは、前に開けた穴と位置がほぼ同じだったので、穴を広げておけば大丈夫です。一番下は穴を塞いでしまいます。厳密には、この辺りは支柱が構造物をまたぐ感じになるのですが、今回はそこまで正確さを求めていないので、これで良しとします。上2つのフロアは、ゴマカシが利かないので、前回書いたのと同じ方法で穴を修正します。
はあ、これで何とか形がついたので、次回から、晴れて艦橋の改修工事に入れます。
でも今日はもう寝ゆ(笑)。
* * * * * *
と、その前に、前回書いた、”穴開けをしくじったときの対処法”の補足。
穴塞ぎに使うプラ棒は、端っこを平らに削ってから接着します。削った面は、そのフロアの床面とツライチになるように合わせます↓↓↓。
手間はかかりますが、平らにして床面を合わせておけば、後の修正作業がグンと楽になりますよん♪
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では修正作業に入りましょう。
まずは瞬間接着剤で一番上とその直ぐ下以外の各フロアを仮組みしてしまいます。何で上から2つのフロアを付けないかと言うと、主柱と支柱の交点が、ちょうどこのあたりに来て、この交点付近は、ちょうど2番目のフロアにある構造物に隠れるような形になるからです。あと、言わずもがなですが、使う瞬着の量は、後で分解できるように、少量に留めておくように!!
閑話休題、仮組みしたら、上の穴から針ヤスリを通して、徐々に傾けながら、穴を拡張していきます↓↓↓。
使っている瞬着の量が少ないため、あまり雑に作業すると、ポロリと取れてしまうので、じれったいですが、作業はゆっくり行いましょう。削るときのコツとしては、いっぺんに全フロアを削ろうとしないで、まずは上2つのフロアからゆっくり傾けていって、ある程度削ったら下のフロアも削るようにして…と言う具合に作業すると、上手く行きます。とりあえず、下まで削って、ある程度の傾斜がついたら、全体を削って、傾斜を決めてしまいます↓↓↓。
書き忘れてましたが、この作業は左右同時に行うようにすると、左右の支柱の傾斜を合わせ易くなります。まあ、それ以外にも、途中で真鍮線を差し込んで、傾斜の度合いを確認するのはもちろんですけど↓↓↓。
という事で、削り終わりはこんな具合になりました↓↓↓。
上から見てみます。
穴が斜めになっていますが、これはもちろん修正します。こんな具合です↓↓↓。
下半分のフロアは、前に開けた穴と位置がほぼ同じだったので、穴を広げておけば大丈夫です。一番下は穴を塞いでしまいます。厳密には、この辺りは支柱が構造物をまたぐ感じになるのですが、今回はそこまで正確さを求めていないので、これで良しとします。上2つのフロアは、ゴマカシが利かないので、前回書いたのと同じ方法で穴を修正します。
はあ、これで何とか形がついたので、次回から、晴れて艦橋の改修工事に入れます。
でも今日はもう寝ゆ(笑)。
管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
HP:
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
* * * * * *
◎メールを送る←クリックすると藤埼宛メールを送れます。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
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