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藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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 手首の制作です。

 やる事は、
  • 手首の取りつけ部分の制作
  • ディティールの一部修正
  • 銃持ちタイプの修正(特にライフルがきちんと保持できるように)
 なのですが、材質が普通のスチロールでは無いので(製品に記述無し。多分ABS??)、接着に瞬間接着剤しか使えず、そのところに苦労しました。

 手首の取り付け部分は、ボールジョイントの軸をきちんとホールドできるように、内部の間隙(セット添付のボールジョイントのはめ込み部分)にプラ板を固定して、2mmの穴を一定の深さまで開けます。こんな感じ↓↓↓。

turnA_2010-04-13-01.jpg

 穴を開ける深さは、大体5mmくらい。下腕部を仮組みして、ボールジョイントの軸の長さと一緒に、様子を見ながら調節します。手首にボールジョイントをはめると、こんな感じになります↓↓↓。

turnA_2010-04-13-02.jpg

 このプラ板は別に無くとも構わないように思えますが、これが無いと、軸のホールドが弱くなり、取れやすくなってしまいます。差込もスムーズに行きません。

 ボールジョイントですが、前の工作で、ボールのはめ込みをきつくする処置をしましたが、手首を実際にとりつけてみたところ、手首の重さに負けて直ぐにヘタってしまうため、下腕部のボール受けに0.14mmプラ板を接着して、はめ込みを更にきつくします↓↓↓。

turnA_2010-04-13-03.jpg

 プラ板は都合3枚重ね(=0.42mm)です。この部分、ボールに接する部分の面積が小さいので、ボールのホールドが弱くなってしまうんですね。当然、こんな事すると、下腕部の実際の組み立て時に隙間が生じることになりますが、そんなに大きな隙間は生じないので、力技で解決できそうです(笑)。

 銃持ちタイプの手はこんな感じです↓↓↓。

turnA_2010-04-13-04.jpg

 キットのままだとホールドがユルユルな上にライフルのグリップが根元まで入らないため、指部分を少々掘りこんで、掌に0.5mmプラ板を貼ってホールドをキツくします。掌の処置は、プラ板を貼ったあとに現物あわせで削り込み、きつすぎず、且つ、緩すぎずという所に調節します。

 因みにこのカスタムハンドのセットですが、武器を持てる手はこのタイプしか有りません。ホントは引鉄を引くタイプの他に、普通の握り拳タイプの武器持ち手首も用意したいところではありますが、ここではこのまま行ってしまいます(笑)。シールドを持つ左側(こちらは特に何もしません)も、引鉄を引いた状態でシールドのグリップを持つことになって非常に不自然ですが、まあ、気にしない気にしない(爆)。

 手の甲は、とくにそのままでも構わないところではありますが、若干の修正を施します↓↓↓。

turnA_2010-04-13-05.jpg

 資料をみた限りでは、手の甲の指の付け根側は凹みは無いようなので、それに合わせて凹みを修正します。プラ板を貼り付け、開いた隙間を瞬着(ゼリータイプ、ここではウェーブの”黒い瞬着”を使用)で埋めたらサンディングで均一面に均します。ホントは、∀の手首って、このカスタムハンドとは似ても似つかない、かなり複雑なディティールを有しているのですが、…まあ、あまり余計な労力はつぎ込みたくなかったりするので、あっさりとスルーします(笑)。

 これらの修正を施したら、手首はここで組んでしまっても良いのですが、塗装の便も考えて、まだ組まずにおきます。下腕部はボール受け部分以外、特に工作するところもないので、腕の工作は一応ここまでとします。次回からはボディの工作に入ります。

 風の行方を僕は知る。

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管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
 「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。

 最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作””アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。

 趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」

 模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。

 かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。

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