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藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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 はっきりと統計とって分析したわけではないのですが、どうも、ブログのアクセス解析を見てみると、ファレホ、とりわけプライマーについて検索をかけて来る人が多いみたいです。

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 ファレホプライマーを導入する(と言うか日本に入ってくる)はるか以前の話ですが、模型の塗装に使える水性プライマー/サーフェイサーについてあれこれ調べてた時期がありました。まあ、塗装の下地を作るたび、サーフェイサーの臭いにクラクラするのも大概にしたかったので(サフ吹いたら、その日は以降の作業が出来ませんでした)、その代替となるものを探してたわけなんですが。で、実際に試してるサイトを幾つか見つけた記憶がありますが、少数とは言え、日本の模型事情において、はやりあのラッカー臭はかなりのネックになっているみたいですね。まあ、臭いではなしに、湿気もかなり関係してるかもしれませんが。

 ってなワケで、今回は趣向を変えて、実際にファレホプライマーを使って来て、判ってきたことをちょっとまとめてみることにします。

* * * * * *

・ファレホを吹く際は、エアブラシクリーナーでの希釈は必須。
 これは機会のあるたびに言っていることですが。特にモデルエアーとプライマーは、エアブラシ吹きを前提としているものですが( 実を言うと、”しずか御免”のエア圧でも、希釈なしでちゃんと吹けたりします)、コンプレッサーの圧とハンドピースの口径によって、濃度を加減してやりましょう。、

 私の使っている”しずか御免”では、ハンドピースは実質的に口径0.2mmの一択で(0.3mmだととたんに吹きづらくなる)、希釈の比率は大体プライマー1:クリーナー0.5位といったところです。希釈の度合いはいつも吹くときの音で判断しているので、なんとも曖昧です(笑)。あまり薄くしてしまうと、プライマーとしての能力が落ちる可能性があるので、希釈は程々に。

・ハンドピースの吹き出し口はこまめに掃除する。
 希釈の比率も関係してきますが、プライマーに限らず、ファレホはニードル先端にまとわりつきやすいです。場合によっては、ノズル先端にまでまとわりついてエアが出なくなってしまう(ノズルキャップの口を塞いでしまう)場合もあるので(経験あり)、掃除するさいは、ノズルキャップも外してしまって、ニードルとノズルを露出させた状態で、先端を丁寧に拭うと良いです。もちろん、ノズルキャップとニードルキャップも綺麗にしておくこと。

・うがいもこまめに行う。
 素の状態でも、プライマーはかなり成分が分離しやすいです。吹く度にうがいをする位が良いと思います。
 
・ハンドピースの掃除は消毒用アルコールでOK。
 そう、プライマーはアルコールで溶けるんです。特にエアブラシクリーナーは、希釈だけでなく、ハンドピースの清掃にも使うので、とかく使用量がプライマーより多くなる傾向にありますが、洗浄をアルコールで行えば、クリーナーの使用量も自然に押さえられる、と。まあ、舶来品故に入手がスムーズに行きませんからねえ。

 「なら希釈もアルコールで出来るんじゃね??」と思った方も居るかもしれませんが、薄めすぎの場合と同様、プライマーの能力が落ちる可能性が考えられるので、試す気になりません。

* * * * * *

 概ねこんなところでしょうか。あとは乾燥機があると、実質2時間入れておけば、即座に塗装に入れます。

 まあ、輸入品故に、入手性とかかるコストに難がありますが、サーフェイサーみたいに、少々厚めに吹いても塗面がボッテリすることも殆どないし、乾燥した塗面は、塗膜が薄く、しっとりと滑らかに仕上がるので、これを一度知ってしまったら、もう手放せません。

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 ええい、また近況報告かよ。

* * * * * *

 えー、このところ(また)更新が滞ってますが、新しい仕事になって、時間が取られがちな上に、体力の消耗もちょっと酷かったり、と言う事情なワケでして。とある機器のソフトウェアのバージョンアップの仕事で客先をあちこち回っているのですが、何せ、この一週間の総歩数が冗談抜きで10万歩を超えているという、今までの仕事とは全くベクトルの異なる”ハードさ”なワケでして(これでも私は技術職なんですけど(笑))。ということで、もうちょっと”何も出来ない状況”が続く…かもしれません。イヤ、私だって完成間近の∀とかカ号とか進捗の遅い金剛とか早いとこどーにかしてやりたいんでけどね。

 …とか言いながらも、本命を差し置いて余計なことをやってたりもするんですけど(爆)。

 たとえば、これ↓↓↓の試し吹きとか。

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 写真左から、タクミのAMCスーパーミラーⅡ(ちょっと前にモデルアートでも紹介されていました)と、ファレホのメタリックカラー。どちらもアルコール(エタノール。薬局で普通に売られてる消毒用アルコールと同じです)系の塗料で、水性アクリル使いにも気兼ねなく使える上に、金属の輝きは言うことなし(アルクラッドなどの金属色に迫る)と言うものです。

 というわけで、試し吹きをしてみたわけですが↓↓↓。

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 スーパーミラーⅡをプラ板のハギレに試し吹き。写真にもコメント入れてますが、下地による変化も見たかったので、下地はヤスリで適当に処理してあります。試し吹きでは、ヤスリがけ以外の下地処理とクリアーの上がけはやっていません。

 ご覧のように、プラとは思えない仕上がりです。写真を撮った後に薄く水性アクリルのクリアーをかけてみましたが、それで輝きが落ちることもありません。本物の金属に迫る質感です。また、吹く時も、ビン生の濃度で吹けてしまいますし(金属粒子が沈殿しないように、こまめに”うがい”するのは必須ですが)、手入れも簡単に行えます。器具の洗浄は、専用のAMC薄め液の使用が推奨されていますが、上記の消毒用エタノールでも問題なく行えます。

 欠点としては、銀以外の色は、AMCクリアーⅡ+AMCカラーで、上からのクリアーがけ(いわゆるキャンディ塗装)で表現しなければならないということと、そのAMCクリアーⅡが使いづらい(吹きづらい)ということ。メタリックでは割と使う度合いの大きい金ですら、いちいちキャンディ塗装で塗装してやらなければならないのは、個人的にはちょっと大きな欠点のように思えます。また、そのAMCクリアーⅡですが、まだ慣れていないという事もあるのでしょうが、私のコンプレッサーではエア圧の関係で、ビン生の濃度では吹けないし(一応、メーカとしてはそのまま吹けるということを言っている)、希釈の度合いも非常に難しいです。まあ、コートするだけなら、普通のクリアーで事足りてしまいますが、このAMCクリアーは”研ぎ出し”が出来るそうなので、これも何とか使えるようになりたいんですよね…。ま、これについては、ちまちまとやって行きましょう。

 で、ファレホメタリックの試し吹き↓↓↓。

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 これも、下地処理は何もしないで、クリアーがけも行ってません。AMCクリアーと比べてしまうと、粒子の粗さがどうしても目立ってしまいますが、そうは言っても、他系当のメタリック以上の輝きです。輸入元のボークスは、「希釈や洗浄はラッカーシンナーを使うこと」と言ってますが、これも消毒用アルコールが問題なく使えます。ただ、希釈だけは、ちょっと値が張りますが、無水エタノール(これも薬局で売ってます)を使ったほうが良いでしょう。金属粒子の沈殿が激しいので、使う前の攪拌はしっかりやっておくことと、吹き付け途中の”うがい”もこまめに行うことを忘れずに。

 また、ファレホメタリック最大の特色は、金系統の色のバリエーションが多いこと。全8色のうち、6色が金バリエーションです。中には”ホワイトゴールド”と言う、使いどころがかなり限定されそうな不思議な色もあったりします(笑)。あと、模型用カラーの金で、赤金と青金をちゃんと分けている(と言うか、それ相当の金色がある)稀有なカラーであることも特色です。これも使いこなせると、強力な武器になることと思います。

 水性メタリック使いとして、メタリックカラーの発色の悪さ(まあ、全部が全部悪いわけでもないんだけど)は何とかしたい所でしたが、AMCスーパーミラーⅡとファレホ・メタリックでその弱点が充分に克服できることと思います。というわけで、近況報告も兼ねた人柱レポートでした(笑)。

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 いい加減∀完成させろよとか金剛&カ号&マチルダさん(マテ)も進めろよ、と声が聞こえてきそうですが…

 F式、ラミネータによる金属板へのレジスト転写テストの第1回目をやっちゃいました。

 結果は良好です。詳細についてはF式のコンテンツにて後ほど触れることになると思いますが、”ローラーで対象物を押す”と言う構造のためか、転写はしっかりくっきりと行われます。また、転写後の紙の除去も、あまり長く水に浸さないでも、かなりキレイに除去できます(これは銘柄によって差が出るところだと思いますが)。アイロンを使った転写よりもいいことずくめ、と言って良いですね。

 F式に限らず、こういう、Web上での技法公開と言うのは、自分以外の実践者が出てきてくれるのを期待するだけでなく、実践者が現れることにより、情報を交換して、今回のようなアップデートを期待できる、と言う利点もありますが、今回はまさにその利点が存分に発揮されたケースであると言えるでしょう。

 大本の情報から時間が経ってしまいましたが、最初に発案したボンクラーズ総長さんと、良き前例となったうろたけさんには感謝です。

 本家本元のF式のバージョンアップは、もう少しテストを重ねてから実施します。

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 「強引にでも」と言ってはみたものの、手の動きが鈍いです。まあ、私生活での(とりあえずの)最大の懸念も去ったことだし、これで復調してくれると良いんですが。

 と言うことで(あ??)今回も道具の話。ちなみに、マチルダHHは、側面フェンダーのリベット打ち前のヒケ修正をやっているところです。

* * * * * *

 私が展開しているF式ですが、敢えて(と言うか何と言うか)書かなかったことに「トナーの転写には、ラミネータも使用可能である」と言うのがあります。ラミネータ、ってのは、書類などを透明フィルムに挟む機械のこと。仔細は実践してくれているうろたけさんのブログにも書かれてますが、ラミネータの構造上、アイロンを使うよりも転写が確実に行えるらしいのです。

 じつを言うと、これには以前から興味があったのですが、如何せん、予算の都合がなかなかつかずに、モノ自体も目にする機会がなかった(それにネットオークションとかはあまり利用したくないし)ので、今までなんとなくスルーしていたのですが、近所の家電量販店に¥5000代の機種が置かれるようになったのと、丁度、予算の都合がつけられるようになったので、とうとう買っちゃった次第です↓↓↓。

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 ナカバヤシの"PLB-R2A4”と言う機種で、税込みの売価¥4980という代物です。もっと安い機種もあったのですが、これは温度調節が8段階で自在に可能で、しかもお店にある中での、唯一の温度調節可能機種だったので、まあ、自ずとこれの購入と相成ったわけ。ちなみに、どの機種もそうでしょうけど、”金属板へのトナー転写”なんて用途はメーカのサポート外なので(当たり前だ(笑))、すべて自己責任で行うことになります。

 F式は、腐食液の取り扱いや廃液の処理など、厄介なところがありますが、トナーの転写と言うのも、全体の仕上がりを左右するファクターなので、これも結構大変な事だったりします。ラミネータ使用者からは、おおむね良い評価が上がっているので、私も、テストの結果が良好であれば、久々に記事のバージョンアップをしたいと思います。…ま、マチルダHHとか金剛とかカ号とかを遅らせない範囲で(笑)。

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 このところ、モチベーションが低下しっ放しなのと、このところの暑さのせいか、PCがバッツンバッツン落ちるようになってしまって(しかも辞書データが失われるおまけつき)、ブログの更新がさっぱりでしたが、いい加減再開しますです。∀も塗装を終わらせないといけないし。

* * * * * *

 …でもとりあえず、マチルダHHを進めてしまいます(笑)。そのさんで、フェンダー側面のリベットを、0.2mmピンバイスでの凹表現で留めておくことにしたリベットですが、方針転換します。

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 私は、十和田技研のヒートペンなる道具を持っていまして、それ用のオプションビットに、リベットを作るというのがあるので(詳細はこちら)、それを使ってちゃんと凸になっているリベットを作ることにしました。使用するのは、”丸頭リベットビットφ0.3”。1/76だと、これでもオーバーサイズなのですが、でもこのスケールで使えるのはこのサイズしかないのも事実です…まあ、気にしてもしゃーないところなので、イメージ優先ということで。

 ヒートペンは2年くらい??前に買って、自分で簡単なビットを自作したりもしてたのですが、いまいち活用しきれていませんでした。当然、今までの使用頻度が低いので、ぶっつけ本番でやるのではなしに、練習を充分におこなっておきます。で、これが練習結果↓↓↓。

tool_2010-07-05-02.jpg

 リベットに使用した材料は、0.3mmプラ板。練習土台はマチルダHHのランナーです。ビットをリベットを打つ対象に触れさせる瞬間の加減が難しく、ちょっと押し付けすぎて、ベースに少々のダメージを与えてしまったりすることもありましたが、何とかコツが飲み込めてきたようです。”溶けて先頭にたまったプラを、ベースに置く”感じでやると美味く行きやすいです。

 リベット打ちの本番は、もうちょっと練習をかさねてからにしたいと思います。

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管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
45
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
 「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。

 最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作””アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。

 趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」

 模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。

 かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。

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