藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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ええい、また近況報告かよ。
* * * * * *
えー、このところ(また)更新が滞ってますが、新しい仕事になって、時間が取られがちな上に、体力の消耗もちょっと酷かったり、と言う事情なワケでして。とある機器のソフトウェアのバージョンアップの仕事で客先をあちこち回っているのですが、何せ、この一週間の総歩数が冗談抜きで10万歩を超えているという、今までの仕事とは全くベクトルの異なる”ハードさ”なワケでして(これでも私は技術職なんですけど(笑))。ということで、もうちょっと”何も出来ない状況”が続く…かもしれません。イヤ、私だって完成間近の∀とかカ号とか進捗の遅い金剛とか早いとこどーにかしてやりたいんでけどね。
…とか言いながらも、本命を差し置いて余計なことをやってたりもするんですけど(爆)。
たとえば、これ↓↓↓の試し吹きとか。
写真左から、タクミのAMCスーパーミラーⅡ(ちょっと前にモデルアートでも紹介されていました)と、ファレホのメタリックカラー。どちらもアルコール(エタノール。薬局で普通に売られてる消毒用アルコールと同じです)系の塗料で、水性アクリル使いにも気兼ねなく使える上に、金属の輝きは言うことなし(アルクラッドなどの金属色に迫る)と言うものです。
というわけで、試し吹きをしてみたわけですが↓↓↓。
スーパーミラーⅡをプラ板のハギレに試し吹き。写真にもコメント入れてますが、下地による変化も見たかったので、下地はヤスリで適当に処理してあります。試し吹きでは、ヤスリがけ以外の下地処理とクリアーの上がけはやっていません。
ご覧のように、プラとは思えない仕上がりです。写真を撮った後に薄く水性アクリルのクリアーをかけてみましたが、それで輝きが落ちることもありません。本物の金属に迫る質感です。また、吹く時も、ビン生の濃度で吹けてしまいますし(金属粒子が沈殿しないように、こまめに”うがい”するのは必須ですが)、手入れも簡単に行えます。器具の洗浄は、専用のAMC薄め液の使用が推奨されていますが、上記の消毒用エタノールでも問題なく行えます。
欠点としては、銀以外の色は、AMCクリアーⅡ+AMCカラーで、上からのクリアーがけ(いわゆるキャンディ塗装)で表現しなければならないということと、そのAMCクリアーⅡが使いづらい(吹きづらい)ということ。メタリックでは割と使う度合いの大きい金ですら、いちいちキャンディ塗装で塗装してやらなければならないのは、個人的にはちょっと大きな欠点のように思えます。また、そのAMCクリアーⅡですが、まだ慣れていないという事もあるのでしょうが、私のコンプレッサーではエア圧の関係で、ビン生の濃度では吹けないし(一応、メーカとしてはそのまま吹けるということを言っている)、希釈の度合いも非常に難しいです。まあ、コートするだけなら、普通のクリアーで事足りてしまいますが、このAMCクリアーは”研ぎ出し”が出来るそうなので、これも何とか使えるようになりたいんですよね…。ま、これについては、ちまちまとやって行きましょう。
で、ファレホメタリックの試し吹き↓↓↓。
これも、下地処理は何もしないで、クリアーがけも行ってません。AMCクリアーと比べてしまうと、粒子の粗さがどうしても目立ってしまいますが、そうは言っても、他系当のメタリック以上の輝きです。輸入元のボークスは、「希釈や洗浄はラッカーシンナーを使うこと」と言ってますが、これも消毒用アルコールが問題なく使えます。ただ、希釈だけは、ちょっと値が張りますが、無水エタノール(これも薬局で売ってます)を使ったほうが良いでしょう。金属粒子の沈殿が激しいので、使う前の攪拌はしっかりやっておくことと、吹き付け途中の”うがい”もこまめに行うことを忘れずに。
また、ファレホメタリック最大の特色は、金系統の色のバリエーションが多いこと。全8色のうち、6色が金バリエーションです。中には”ホワイトゴールド”と言う、使いどころがかなり限定されそうな不思議な色もあったりします(笑)。あと、模型用カラーの金で、赤金と青金をちゃんと分けている(と言うか、それ相当の金色がある)稀有なカラーであることも特色です。これも使いこなせると、強力な武器になることと思います。
水性メタリック使いとして、メタリックカラーの発色の悪さ(まあ、全部が全部悪いわけでもないんだけど)は何とかしたい所でしたが、AMCスーパーミラーⅡとファレホ・メタリックでその弱点が充分に克服できることと思います。というわけで、近況報告も兼ねた人柱レポートでした(笑)。
* * * * * *
えー、このところ(また)更新が滞ってますが、新しい仕事になって、時間が取られがちな上に、体力の消耗もちょっと酷かったり、と言う事情なワケでして。とある機器のソフトウェアのバージョンアップの仕事で客先をあちこち回っているのですが、何せ、この一週間の総歩数が冗談抜きで10万歩を超えているという、今までの仕事とは全くベクトルの異なる”ハードさ”なワケでして(これでも私は技術職なんですけど(笑))。ということで、もうちょっと”何も出来ない状況”が続く…かもしれません。イヤ、私だって完成間近の∀とかカ号とか進捗の遅い金剛とか早いとこどーにかしてやりたいんでけどね。
…とか言いながらも、本命を差し置いて余計なことをやってたりもするんですけど(爆)。
たとえば、これ↓↓↓の試し吹きとか。
写真左から、タクミのAMCスーパーミラーⅡ(ちょっと前にモデルアートでも紹介されていました)と、ファレホのメタリックカラー。どちらもアルコール(エタノール。薬局で普通に売られてる消毒用アルコールと同じです)系の塗料で、水性アクリル使いにも気兼ねなく使える上に、金属の輝きは言うことなし(アルクラッドなどの金属色に迫る)と言うものです。
というわけで、試し吹きをしてみたわけですが↓↓↓。
スーパーミラーⅡをプラ板のハギレに試し吹き。写真にもコメント入れてますが、下地による変化も見たかったので、下地はヤスリで適当に処理してあります。試し吹きでは、ヤスリがけ以外の下地処理とクリアーの上がけはやっていません。
ご覧のように、プラとは思えない仕上がりです。写真を撮った後に薄く水性アクリルのクリアーをかけてみましたが、それで輝きが落ちることもありません。本物の金属に迫る質感です。また、吹く時も、ビン生の濃度で吹けてしまいますし(金属粒子が沈殿しないように、こまめに”うがい”するのは必須ですが)、手入れも簡単に行えます。器具の洗浄は、専用のAMC薄め液の使用が推奨されていますが、上記の消毒用エタノールでも問題なく行えます。
欠点としては、銀以外の色は、AMCクリアーⅡ+AMCカラーで、上からのクリアーがけ(いわゆるキャンディ塗装)で表現しなければならないということと、そのAMCクリアーⅡが使いづらい(吹きづらい)ということ。メタリックでは割と使う度合いの大きい金ですら、いちいちキャンディ塗装で塗装してやらなければならないのは、個人的にはちょっと大きな欠点のように思えます。また、そのAMCクリアーⅡですが、まだ慣れていないという事もあるのでしょうが、私のコンプレッサーではエア圧の関係で、ビン生の濃度では吹けないし(一応、メーカとしてはそのまま吹けるということを言っている)、希釈の度合いも非常に難しいです。まあ、コートするだけなら、普通のクリアーで事足りてしまいますが、このAMCクリアーは”研ぎ出し”が出来るそうなので、これも何とか使えるようになりたいんですよね…。ま、これについては、ちまちまとやって行きましょう。
で、ファレホメタリックの試し吹き↓↓↓。
これも、下地処理は何もしないで、クリアーがけも行ってません。AMCクリアーと比べてしまうと、粒子の粗さがどうしても目立ってしまいますが、そうは言っても、他系当のメタリック以上の輝きです。輸入元のボークスは、「希釈や洗浄はラッカーシンナーを使うこと」と言ってますが、これも消毒用アルコールが問題なく使えます。ただ、希釈だけは、ちょっと値が張りますが、無水エタノール(これも薬局で売ってます)を使ったほうが良いでしょう。金属粒子の沈殿が激しいので、使う前の攪拌はしっかりやっておくことと、吹き付け途中の”うがい”もこまめに行うことを忘れずに。
また、ファレホメタリック最大の特色は、金系統の色のバリエーションが多いこと。全8色のうち、6色が金バリエーションです。中には”ホワイトゴールド”と言う、使いどころがかなり限定されそうな不思議な色もあったりします(笑)。あと、模型用カラーの金で、赤金と青金をちゃんと分けている(と言うか、それ相当の金色がある)稀有なカラーであることも特色です。これも使いこなせると、強力な武器になることと思います。
水性メタリック使いとして、メタリックカラーの発色の悪さ(まあ、全部が全部悪いわけでもないんだけど)は何とかしたい所でしたが、AMCスーパーミラーⅡとファレホ・メタリックでその弱点が充分に克服できることと思います。というわけで、近況報告も兼ねた人柱レポートでした(笑)。
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管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
HP:
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
* * * * * *
◎メールを送る←クリックすると藤埼宛メールを送れます。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
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