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キットの洗浄もすみましたので、製作に取りかかりましょう。
まずはパッケージ裏の組み立て説明を予め読んでおくこと。と言っても、まあ、このキット、組み立て自体ははかなり簡単な部類に入ります。今回の講座は、大まかに、船体・司令塔・艦載機の3パートと分けて説明していくことになると思います。と言うことで、まずは船体から。
パーツB、船体下部のパーツですが、パーツの中ごろにラインが走っているのが見て取れると思います。下の写真で、赤い線が引かれた付近にあるのがそれです。
これはパーティングラインと呼ばれる、金型の分割線です。大抵の場合、この線は実物には存在しない不要なものなので、きれいに消してしまいます。ただし、キットによっては、実物の線状のディティールに沿って、このパーティングラインを設けているものもあるので、一概に消してしまっていいものでは無かったりします。資料があるならば、事前によく見ておきましょう。
閑話休題。パーティングラインの消し方ですが、削って消すのが一般的です。一口に「削る」と言っても、ヤスリを使ったり、デザインナイフやカッターナイフの刃を使った”カンナがけ(参照)”を使ったり等々、ケースバイケースで色んな方法があったりしますが、ここでは紙ヤスリを使って消します。
使ったのは、もっともポピュラーな、タミヤの”フィニッシングペーパー”。これはいわゆる耐水ペーパーの仲間で、水につけて削ると(水研ぎ)、ヤスリの目詰まりが起きにくくなり、削りカスも飛び散らなくなるという利点があります。フィニッシングペーパーを含む紙ヤスリは、#に続く番号(番目)により”目の粗さ”を表します。番号が大きくなればなるほど目が細かくなります。目の粗いものは大まかな削りにつかい、しだいに番目の大きいもので削って行ってヤスリ傷を均して仕上げる…というのが、紙ヤスリの一般的なやり方です。
また、紙ヤスリでの削り方もいろいろとありますが、ここではオーソドックスに、適当なサイズに切ったフニッシングペーパーを折り曲げて、水研ぎします。紙ヤスリは、折り曲げるとかなり丈夫になって、ヤスリがけがやりやすくなります。とりあえずは#320を使って、パーティングラインを削り取ってしまいます。
パーティングラインが消えましたが、目の粗いヤスリで削った傷が生じてしまいました。この傷は、後で目の細かいヤスリで消してしまいます。また、上掲の写真の右側、赤丸で囲った部分は、ラインがきれいに消えていません。これは段差が生じてしまっているところです。この程度ならばヤスリで強引に均してしまってもかまわない気がしますが、ここでは丁寧に処理していくこととしましょう。次回は、この段差の処理から説明していきます。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
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