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藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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 パーツ洗浄も済んだことだし、早速製作に入りたいところですが、その前に機体解説や制作上のポイントなどを。

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 ベースとなるGMナイトシーカーは、特殊作戦用のMSとして、GMをベースに設計されたMSです。バックパックの換装と本体へのスラスター増加、頭部の改修と言ったところが主だった改修点で、溶接マスクを被ったかのような頭部の改修とランドセルから伸びたスラスターが印象的です。MSV-Rの設定では、3次に渡る生産で計88機生産されています。系列機では、GMライトアーマーから改修された”GMナイトシーカーⅡ”と言う機種(ベース機の相違だけで改修要領は同一)も存在し、こちらは戦後も少数が生産されている…となっています(生産総数38機)。ヴァースキ隊長ことヤザン専用機と同時に漫画に登場した”ナイトイェーガー”所属機は、描写が少ないですが、その描写と設定から考えると、このナイトシーカーⅡと見て良いでしょう。

* * * * * *

 で、今回のネタであるヤザン専用機ですが、予告篇でも書いたとおり、ナイトシーカーをGMⅢのパーツを使って近代化したという設定です(因みに、設定上、GMⅢはGMⅡから改造可能な規格を持ち、GMⅡもGMから改造可能な規格を持ちます)。まあ、模型を作る際には、基本的に素直にGMⅢから改造すればよいわけですが、ヤザン専用機はそれだけでは作れません。以下、漫画の描写から、素のGMⅢとの相違とキットの改修点をピックアップしてみましょう。
  • 当然、ランドセルは新規製作。
  • 胴体も、ナイトシーカー用の増設装備以外にも形状の改修が必要。
  • 頭部がGMⅢベースで作れない。
  • 腰部サイドスカートにビームダガーを装備。流用できるパーツは無し。
  • ダガー以外の武器も他キットから持ってくる必要がある。
  • GMⅢのキットは、漫画の描写と比較すると、太い。
  • マーキング(ナイトイェーガーの部隊章)も自作する必要あり。

 武器については、ヤザン機はこともあろうに(笑)かつての乗機であったハンブラビ同様にフェダーインライフルと海ヘビを使っていたりするのですが、フェダーインライフルはともかく、海ヘビは過去のガンプラでは全く立体化されていませんでした。しかし、武器については、少し前にリリースされたマラサイ(ユニコーンVer.)に、これら2種の武器が付属しているので、これを流用すれば片付いてしまいます。実は今回ヤザン専用機の製作に踏み切ったのは、このことが大きく影響してたりします。それまでは海ヘビは自作せにゃならなかったし、フェダーインライフルはガブスレイから取ってこなきゃならなかったのを、安価で入手できるようになったから。余ったマラサイは、元から付属してたビームライフルがあるから、そのまま組んでも武器なし状態にならないですし(笑)。あと、装備するシールドもハイザックタイプのシールドですが、こちらは更に安価に調達出来ます(使うのはHGUCでも旧キットでも良いし)。唯一自作しなければならないのはビームダガーですが、サイドスカート共々形状が単純なので難易度は高くないでしょう(形状が一部不明ですけど)。

 で、最大の工作となるナイトシーカーへの改修ですが、実はこれが中々に厄介だったりします。

 まあ、一から作らねばならないランドセルは、そんな複雑な形状でもないので措いといて、問題は頭部と胴体。頭部に関しては、まずGMⅢのキットはベースに出来ません。ここだけはどう見ても大本のGMベースになっているうえに、よく見たらバルカン砲の位置も、元のGMより明らかに高い位置になっています。細かい部分でも、後頭部がGMⅢに酷似してたり(グギギギ)細部が大幅に異なるみたいですし、右側面のペリスコープ状のセンサーも、胴体と干渉しないように作らねばなりません。今のところ、GMⅡの頭部をベースに製作することを考えていますが、どちらにせよちょっと大変な工作になりそう。

 胴体(胸部)ですが、ここの問題は、どちらかと言うと増加装備の工作よりもキットの形状から来る問題だったりします。何故か知りませんが、GMⅢのキット(パーツが共通のGMⅡのキットも)の胴体は襟部分がやたら幅広で、インテイク部もやたら幅広になっているので、まずそのままでは増加装備を取り付けられないし、強引にキットのまま作っても、確実にカッコ悪くなってしまうでしょう。ここら辺については、詳細は後の製作記で語っていくことにします。あと、全体的にGMⅢはGM系らしからぬマッシヴなシルエットで、どちらかと言うと細身に描写されている漫画の印象と異なるのですが、こんなところまで気にしだすと到底完成させられなくなりそうなので(笑)、気にしないことにします。ただ、何だか腰高に見えるので、ここら辺はちょっといじるかも。マーキングについては、設備さえ揃っていれば、まあ、どうってことない問題です。

* * * * * *

 模型ってのは「どういう風に作っていくか」により、かかる手間が大幅に違ってきます。それは作る対象、作るキットの出来の良し悪し、製作者のポリシーなど、様々なファクターが絡んで来ます。今回のヤザン専用ナイトシーカーは、漫画と言う活躍の場があるため、大元の設定以外でも、極力、それを意識して製作していきたいと思っています。…ま、ここで御託ばかり並べても先進まないので、まずはGMⅢの仮組みをしてしまいましょうかね。

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管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
46
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
 「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。

 最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作””アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。

 趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」

 模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。

 かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。

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