藤碕シキPresents・なんでも作る模型ブログ。
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制作に入ります。まずは船体から。
喫水板は、反り返り防止のため、太いプラ棒(5mmプラ角棒と5mm三角棒)を艦首尾方向に貼り付けます。よく「キットの分厚い喫水版をそのまま」使うと完成品が”腰高”になってしまうので作り直した方が良い」と言う事を言われますが、私自身の経験から言わせてもらうと、「キットの喫水板を使った方が、結果として良い」のです。じつはキットの喫水板って、その厚みゆえに、船体にしっかり接着しておくと、これが良い反り返り防止になるんですよ。で、このようにプラ棒を沿えておくと尚宜しい。それに腰高とか言いますけど、これも個人的に、別に腰高には見えないし、イマイチ何がいけないのか判んないんですよね(笑)。あ、もちろん、船体に反りが生じていたら、それは予め矯正しておくんですよ。
本当なら、艦首尾にきっちり5mm角棒を渡せれば良かったのですが、『金剛』は艦尾の甲板が低い関係上、甲板に干渉して途中までしか5mm棒が渡せないので、干渉する部分は角棒より高さが若干低くなる三角棒を渡して、代わりとします。接着剤は良く乾燥させて、溶剤分は揮発させてしまいましょう。
喫水板の裏側。穴が空いてますが、これはディスプレイケースへの固定を見越して、ど真ん中あたりに空けた固定用の穴です。因みに、補強の5mm角棒には、タップで2mmのネジ穴を切ってあります。
艦船模型の固定法に、よく”船体内にナットを入れておいて、ボルトで台に固定する”と言うのがあります。大型艦ならこの方法で構いませんが、軽巡洋艦や駆逐艦などの小型艦艇の場合は、船体内部の容積がないためにこの方法を取るのが非常に苦しかったりします。それにナットを固定すると言っても、固定方法がかなりホネだったりします。接着が変だと、接着剤の経年劣化で剥がれてしまい、ナットが中で暴れてしまったり…と言うことがありえなくもない。また、レジンキットの場合だと、ナットを仕込む、と言うのも中々大変です。しかしレジンのムクをガリガリ削ると言うのは、正直ぞっとしません…。
という事で、私は、”補強に直接ネジ穴を切ってしまう”方法をとる事にしたのです。レジンの場合は、船体に直接ネジ穴を切ってしまう、と。これならスペースも取らないし、レジンキットや小型艦でも同じ方法が取れるので、何かと便利だったりします。雄ネジは市販の物を使っても良し、またはダイスを使って、適当な金属棒やプラ棒を使って自作するも良し。因みに、使う頻度は低そうですが、同じ径のダイスも保有してます。
あとは組説に従って、船体に取り付け穴を開けて、喫水板を接着するだけ。
艦橋構造物もちょっとばかり手を付けてみます。
基本、キットのまんま行くつもりですが、ヤードはある程度薄くして、窓枠と遮風装置くらいは作り直したほうが印象良くなるでしょう。写真の状態は、各パーツは、底辺と各面に#240の紙ヤスリを当てて、ある程度、面と角をピシッとさせた状態です。特にハセガワWLのキットに顕著に現れる傾向なのですが、パーツのパーティングラインや接着面、パーツの表面などが荒れている事があります。また、立体の”辺”も曖昧になってしまっているケースも多いです。まあ、表面の荒れはケアしてやらないといけませんが、今回は、それと同時に、全面の”面”と”辺”をシャキっとさせて、素組みでも印象が良くなるように心がけます。
…で、底辺にヤスリをかけたは良いのですが。
…何となく、傾いてるように見えますか??ヤスリにアルミ帯材で当て木して、変な削り方はしていないつもりなんだけどなあ(笑)。
喫水板は、反り返り防止のため、太いプラ棒(5mmプラ角棒と5mm三角棒)を艦首尾方向に貼り付けます。よく「キットの分厚い喫水版をそのまま」使うと完成品が”腰高”になってしまうので作り直した方が良い」と言う事を言われますが、私自身の経験から言わせてもらうと、「キットの喫水板を使った方が、結果として良い」のです。じつはキットの喫水板って、その厚みゆえに、船体にしっかり接着しておくと、これが良い反り返り防止になるんですよ。で、このようにプラ棒を沿えておくと尚宜しい。それに腰高とか言いますけど、これも個人的に、別に腰高には見えないし、イマイチ何がいけないのか判んないんですよね(笑)。あ、もちろん、船体に反りが生じていたら、それは予め矯正しておくんですよ。
本当なら、艦首尾にきっちり5mm角棒を渡せれば良かったのですが、『金剛』は艦尾の甲板が低い関係上、甲板に干渉して途中までしか5mm棒が渡せないので、干渉する部分は角棒より高さが若干低くなる三角棒を渡して、代わりとします。接着剤は良く乾燥させて、溶剤分は揮発させてしまいましょう。
喫水板の裏側。穴が空いてますが、これはディスプレイケースへの固定を見越して、ど真ん中あたりに空けた固定用の穴です。因みに、補強の5mm角棒には、タップで2mmのネジ穴を切ってあります。
艦船模型の固定法に、よく”船体内にナットを入れておいて、ボルトで台に固定する”と言うのがあります。大型艦ならこの方法で構いませんが、軽巡洋艦や駆逐艦などの小型艦艇の場合は、船体内部の容積がないためにこの方法を取るのが非常に苦しかったりします。それにナットを固定すると言っても、固定方法がかなりホネだったりします。接着が変だと、接着剤の経年劣化で剥がれてしまい、ナットが中で暴れてしまったり…と言うことがありえなくもない。また、レジンキットの場合だと、ナットを仕込む、と言うのも中々大変です。しかしレジンのムクをガリガリ削ると言うのは、正直ぞっとしません…。
という事で、私は、”補強に直接ネジ穴を切ってしまう”方法をとる事にしたのです。レジンの場合は、船体に直接ネジ穴を切ってしまう、と。これならスペースも取らないし、レジンキットや小型艦でも同じ方法が取れるので、何かと便利だったりします。雄ネジは市販の物を使っても良し、またはダイスを使って、適当な金属棒やプラ棒を使って自作するも良し。因みに、使う頻度は低そうですが、同じ径のダイスも保有してます。
あとは組説に従って、船体に取り付け穴を開けて、喫水板を接着するだけ。
艦橋構造物もちょっとばかり手を付けてみます。
基本、キットのまんま行くつもりですが、ヤードはある程度薄くして、窓枠と遮風装置くらいは作り直したほうが印象良くなるでしょう。写真の状態は、各パーツは、底辺と各面に#240の紙ヤスリを当てて、ある程度、面と角をピシッとさせた状態です。特にハセガワWLのキットに顕著に現れる傾向なのですが、パーツのパーティングラインや接着面、パーツの表面などが荒れている事があります。また、立体の”辺”も曖昧になってしまっているケースも多いです。まあ、表面の荒れはケアしてやらないといけませんが、今回は、それと同時に、全面の”面”と”辺”をシャキっとさせて、素組みでも印象が良くなるように心がけます。
…で、底辺にヤスリをかけたは良いのですが。
…何となく、傾いてるように見えますか??ヤスリにアルミ帯材で当て木して、変な削り方はしていないつもりなんだけどなあ(笑)。
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管理人のひみつ
HN:
藤碕シキ
年齢:
53
HP:
性別:
男性
誕生日:
1971/06/07
職業:
ITヤクザ(プログラマーとも言う)
趣味:
模型、ゲーム、おえかき
自己紹介:
「だって、”パーツが無いから作れません”って、モデラーの言うセリフじゃねーべ??」を信条とする、自称・異端派モデラー。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
かみつかないからなかよくしてね。
※但し、時々ツンデレの発作が出る事があります(笑)。
* * * * * *
◎メールを送る←クリックすると藤埼宛メールを送れます。
最初は1/700艦船模型しか作らないモデラーだったのが、今や戦車(1/72メイン)とかガンダムとか東欧メーカの怪しい、ゲホゴホ、良いキット(笑)とかフィギュア(萌え系)とか飛行機とか、色々作るカオスモデラーへと立派な進化(突然変異??)を遂げ(てしまい)ました。必殺技は”エッチングパーツの自作”と”アルプスMDプリンタを使わない白デカールの自作”(笑)。
趣味関連の座右の銘は「気に入ったら見境無し」「模型は作ったヤツがエライ」。
模型以外では、'80年代の黄金期のシューティングゲームをこよなく愛するゲーマーにしてTYPE-MOON信者(いわゆる月厨だ)、トレッカーかつシャーロキアンでラヴクラフティアン、最近『エリア88』を読み直して以来の新谷かおるファン…って、”それ以外”でもカオスです(爆)。
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